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MLB

「オオタニとの対戦は非常に困難」”投手・大谷翔平”は難敵と米メディアが指摘!好調なバットにも警戒促す「エ軍の明るい話題のひとつ」

THE DIGEST編集部

2023.05.15

現地15日に二刀流で出場予定の大谷に対戦相手のオリオールズが警戒を強めているようだ。(C)Getty Images

現地15日に二刀流で出場予定の大谷に対戦相手のオリオールズが警戒を強めているようだ。(C)Getty Images

 現地5月15日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が今季5勝目を懸けたマウンドに上がる。クリーブランド・ガーディアンズとの3連戦を1勝2敗で負け越したエンジェルスは、引き続きビジターでア・リーグ東地区2位につけるボルティモア・オリオールズとの4連戦を迎える。

 前回登板の大谷は、右手中指の爪を割るアクシデントもあって勝利投手の権利を得る直前の5回に突如崩れ3失点。敗戦投手となり、自身今季初黒星を喫してしまった。また、相次ぐ捕手の故障で当日にメジャー昇格を果たしたばかりのクリス・オーキーとの急造バッテリーだったことも少なからず影響した。

 大谷に連敗ストップの期待がかかるなか、対戦相手のオリオールズも警戒を強めているようだ。米スポーツメディア『Field Level Media』は「オリオールズは、月曜日に訪れるエンジェルスとの4連戦の幕開けは、非常に困難な課題に直面する」と報じ、その理由に「ショウヘイ・オオタニ」の先発登板が大きな壁だと指摘している。
 
 同メディアは「ショウヘイ・オオタニは今季4勝1敗、防御率2.74。46イニングで66個の三振を奪い、ア・リーグ2位だ」とここまでの”投手・大谷”のスタッツを並べ「前回登板では、エンジェルスが3対1で敗れた際、ワールドシリーズ王者のヒューストン・アストロズを7回6安打3失点、7奪三振、2四球に抑えた右腕である」と説明する。

 加えて、ベーブ・ルースの501個の奪三振記録を抜き、メジャーリーグの歴史に名を残したことにも触れ、「オオタニは打率.287、8本塁打、26打点、OPS.874で、エンジェルスの数少ない明るい話題のひとつとなっている」とし、前日のガーディアンズ戦でも9回に打点を挙げ、バットも好調な大谷を最も警戒すべき選手だと主張している。

 同メディアによると、オリオールズの先発はグレイソン・ロドリゲス。今季は7試合に先発し2勝0敗、33.2イニングを投げ、防御率5.08をマークするルーキーを起用する予定だという。同投手は前回、リーグ首位を走るタンパベイ・レイズ戦(○5-2)に登板し、5回2/3を7安打2失点に抑え、4奪三振、2四球という粘りの投球で勝利を挙げている。

 大谷はチームの連敗を止め、次こそ5勝目を手にすることができるのか。負傷者が続出し、野戦病院と化しているチーム状態のなかで、二刀流スターにかかる期待は大きい。

構成●THE DIGEST編集部

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