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「打者はきりきり舞い!」ダルビッシュ有が投じた“魔球”に驚きの声! メジャー通算98勝の“安定感”を米記者も称賛「再現性高すぎ」

THE DIGEST編集部

2023.05.24

5回に2被弾も、それ以外はほぼ完ぺきに投げたダルビッシュ。(C)Getty Images

 現地5月23日、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)は、敵地で開催されたワシントン・ナショナルズ戦に先発し、6回(90球)を投げ、被安打6、3失点、4奪三振、1四球で今季3勝目を挙げた。

 連続ホームランを浴びた5回以外は安定したピッチングを見せていた。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、96マイル(約154.5キロ)の速球と89マイル(約143.2キロ)のスプリットの動画を重ね合わせた動画をSNSで披露した。打者の手元まで同じ軌道となっており、バッターからすると、まさに"魔球"だ。

【動画】打者が苦戦!ダルビッシュが投じる「速球」と「スプリット」の軌道

 速球に合わせて急降下するスプリットに手を出してしまう打者にファンは同情を寄せるとともに、右腕の好投を称える。「フォームの再現性高すぎるだろ」「えぐwバッター目線のも見てみたいなぁ」「非現実的な芸術性!」「マジパーねぇ」「不公平だ!」「真下に落ちる魔球に打者はきりきり舞い」などと反響が寄せられた。
 
 仲間の援護もあり、5日のロサンゼルス・ドジャース戦以来となる白星を挙げた36歳は、メジャー通算98勝をマークし、100勝まであと「2」とした。地元ラジオ局『97.3 The Fan』のホストであるサミー・レビット氏は、「ユウ・ダルビッシュは、昨年4月から37試合連続で5イニング以上を投げている。これはブルース・ハーストの43試合連続に次ぐパドレス史上2番目の記録だ」と危なげない投球を続けるダルビッシュを称えた。

 今季4度目となるクオリティ・スタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成した彼に同氏は、「37試合のうち28試合でクオリティスタートとしている」と驚きを持って伝えている。

 ベテランとして威厳を示す日本人右腕。好パフォーマンスを続けるダルビッシュにしばらく目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】ベテランながらMLBで活躍!サンディエゴ・パドレスで躍動するダルビッシュ有を特集!

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