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「オー、ノオォォ!」の大合唱…エ軍捕手が延長戦で放ったまさかの“大凡ミス”に米番記者たちも愕然!「あり得ない」

THE DIGEST編集部

2023.05.28

この日は代打で登場して2点タイムリーと活躍したサイス(左)。だが最後の最後、守りで手痛いミスが出た。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスが痛恨の連敗を喫した。

 現地5月27日、エンジェルスは本拠地でマイアミ・マーリンズと対戦。大谷翔平が「3番・DH兼投手」で先発し、6回を投げて2失点10奪三振と奮闘するも、勝ち星はつかず。試合は4対4のまま延長戦に突入した。

 その10回表だった。エンジェルスは1点を奪われて、なお1死満塁のピンチ。それでも3番手のハイメ・バリアが打者をピッチャーゴロに仕留めて、併殺打を奪ってみせる。しかし、ここでマーリンズ側がリプレーを要求。なんと三塁走者をホースアウトにしたと思われたマット・サイス捕手がホームベースを踏んでいなかった事実が認定され、1点を追加されてしまう。

 そして2死一、三塁から仕切り直しとなり、ここでバリアが2点タイムリーを許す。一挙4点を献上する失態を演じ、その裏の攻撃を1点に抑えられたエンジェルスが5対8で敗れた。
 
 エンジェルスの番記者たちはまさかの展開に驚きを隠せない。米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「オー、ノオォォ!」と頭を抱え、MLB公式サイトのブレント・マグワイア記者は「なんてこった……サイスがあんなエラーを犯してしまうなんて」と唖然とした。

 サイスがミスする前にはレフトのミッキー・モニアックがフライを落球して1点を奪われており、MLB公式サイトにも寄稿しているエンジェルス番記者のレット・ボリンジャー氏は「1イニングであり得ないミスをふたつも起こせば結果は明白だ」と断じた。地元紙『LA Times』のエンジェルス番記者であるサラ・バレンズエラ氏も「雑な展開が最後まで繰り返された」と綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

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