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「審判のせいで試合が台無しだ!」明暗を分けた“ストライク判定”に怒りの声止まず!エ軍は同地区ライバルに逆転負け「ロボット審判が必要だ」

THE DIGEST編集部

2023.06.02

ウォードの三振後、球審に抗議するネビン監督(左)。(C)Getty Images

ウォードの三振後、球審に抗議するネビン監督(左)。(C)Getty Images

 試合の明暗を分けた“ジャッジ”であっただけに、不満の声は大きい。

 現地6月1日、ロサンゼルス・エンジェルスは同地区のライバルであるヒューストン・アストロズとの4連戦の初戦に臨んだ。問題の場面は、2対4と2点ビハインドの6回1死満塁のシチュエーションで起きた。

【動画】四球じゃないの!? まさかのストライク判定はこちら!

 打順が1番テイラー・ウォード(エンジェルス)に回ると、アストロズ2番手の右腕ヘクター・ネリスと対峙。持ち味の選球眼を活かした29歳は、ボール球をしっかり見送り、際どい球をファウルで粘り、フルカウントに持ち込んだ。

 そして勝負の6球目、93.9マイル(約151.1キロ)のシンカーが、インコース低めに外れたと自信を持って見極めた。ところが彼の考えとは裏腹に、球審のスチュワート・シュウォーター氏が「ストライク」と声を上げ、三振となったのだ。

 ウォードはベンチへ引き上げた際に、シュウォーター審判に怒りの言葉を吐いた。だが本人以上に憤慨したフィル・ネビン監督はベンチから飛び出し、猛烈な抗議を行なった。それでも判定は覆ることなく、退場処分を告げられた。
 
 続くマイク・トラウトが遊直に倒れ、満塁のチャンスをものに出来なかったエンジェルス。その後も得点出来ず、結局2対5で逆転負けを喫した。公式メディアが公開する投球チャート図でもストライクゾーンより低い球だっただけに、ファンも納得がいかないようだ。

 SNSには「ロボット審判が必要だ」「これがストライク?」「Whyって感じでしたよ」「チャレンジのシステム作ってよ」「目の検査をした方がいい」「審判のせいで試合が台無しだ」「これストライクはふざけすぎや」などといったコメントで溢れている。

 試合の大事な局面であっただけに、エンジェルスファンにとって悔やまれる結果となった。今後、こういった明らかな誤審を減らすためにも、何らかの対策を講じる必要がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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