現地６月１日、ブランドン・ドゥルーリー（ロサンゼルス・エンジェルス）が、兜を被るホームラン後のセレブレーション中に、勢い余って兜を落とすハプニングがあった。まさかの事態に兜を被せた大谷翔平も口を大きく開けて驚いた表情を浮かべた。

【動画】「33万円よ…」勢い余って兜を落とすドゥルーリー

　１対１の同点で迎えた５回２死無塁で第３打席に入ったドゥルーリーは、この日に先発デビューを果たしたローネル・ブランコが投じたスライダーを完璧に捉えた。打球は大きな弧を描くと、ミニッツメイド・パークの左翼スタンド後方にある壁を越える特大アーチとなった。

　ダイヤモンドを１周し勝ち越しのホームを踏んだ30歳は、ベンチに戻るやいなや大谷から兜を被せてもらった。だが、マイク・トラウトと勢いよくハイタッチを交わす際、頭がベンチの屋根とぶつかり、兜が脱げてしまったのだ。

　これに大谷は思わず「あーー」と叫んだような表情をしている。ドゥルーリーも途中で落としたことに気づいたものの、気にも留めない様子で同僚と喜びを分かち合った。地元放送局『Bally Sports West』のリポーター、エリカ・ウエストンさんは自身のTwitterで同シーンを公開した。
  　これをチェックしたファンから「33万円よ…」「兜すっとばした」「勢いで兜落ちちゃった」「これはミニッツの天井低いのが悪い」「兜は無事でしょうか」などコメント欄に反響が相次ぐと、エリカ氏は「兜は大丈夫そうです」と知らせた。

　大谷のバットからは第１打席にヒットが飛び出すも、それ以降は沈黙し、５打数１安打、２三振に終わった。チームはその後、チャンスを作るも得点出来ず。２対５で逆転負けを喫した。

構成●THE DIGEST編集部

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