ボストン・レッドソックスの吉田正尚は、現地時間6月6日、プログレッシブ・フィールドで行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦に「2番・左翼」でスタメン出場した。初回の第1打席から3打席連続で安打を放ち、5-4での勝利に貢献している。
この試合の結果により吉田は、打率が.319、個人打撃成績でもア・リーグでトップ3に位置しており、メジャー1年目とは思えぬ堂々たる結果と内容を示している。当然、ルーキーとしての評価も高く、現地メディアではその活躍に賛辞が鳴り止まない。
米スポーツサイト『theScore』では、両リーグで優れた成績を残しているルーキー5人ずつを独自にピックアップする「ルーキー・オブ・ザ・イヤー・ランキング」を発表、今季2度目となるこの企画に、前回に続いて吉田の名前が記されている。
1か月前にはア・リーグ3位だった同ランキングの順位が、今回は2位にアップしており、同メディアは「日本でキャリアを積んできたヨシダのプレーがメジャーでどう通用するのか、疑問視する向きもあった。しかし、そんな心配は無用であると証明された」と印象を綴っている。
さらに、「打率は新人でトップ、出塁率は2位、長打率は3位である。最も印象的なのは、三振と同じ数だけ四球で歩いていることだ」と打撃内容を称えた。また「ア・リーグのトップルーキーの争いは、ヨシダとジョシュ・ユング(テキサス・レンジャーズ)の一騎打ちになりつつある」として、ア・リーグではトップクラスの実力者であることを強調している。
またトピックでは、同じくMLBで最初のシーズンを送るニューヨーク・メッツの千賀滉大が、ナ・リーグで初めてランクイン(4位)を果たしている。「センガもまた、このランキングに新たに加わった。このメッツの右腕は、前回のトロント・ブルージェイズ戦では、メジャーリーグにおける自身最短の登板となったが、好調な5月を過ごした」と綴っており、2勝を挙げクオリティスタートも3度記録した先月の活躍を評した。
その上で「この30歳は、5月中旬のタンパベイ・レイズ戦で6回を12奪三振、自責点1しか与えず、先週のフィラデルフィア・フィリーズ戦では7回を9奪三振でシャットアウトした。センガの73奪三振はルーキーの中では2位。しかし、現在9回あたり5.6個の四球を許しており、その制球力には問題がある」と指摘している。
好調を続ける吉田、メッツのローテーションを支える千賀、両ルーキーともここまで期待以上の結果を残している。まだ、半分以上も残されているレギュラーシーズンにおいて、さらに発揮されるであろうパフォーマンスに大きな期待が寄せられる。
構成●THE DIGEST編集部
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この試合の結果により吉田は、打率が.319、個人打撃成績でもア・リーグでトップ3に位置しており、メジャー1年目とは思えぬ堂々たる結果と内容を示している。当然、ルーキーとしての評価も高く、現地メディアではその活躍に賛辞が鳴り止まない。
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1か月前にはア・リーグ3位だった同ランキングの順位が、今回は2位にアップしており、同メディアは「日本でキャリアを積んできたヨシダのプレーがメジャーでどう通用するのか、疑問視する向きもあった。しかし、そんな心配は無用であると証明された」と印象を綴っている。
さらに、「打率は新人でトップ、出塁率は2位、長打率は3位である。最も印象的なのは、三振と同じ数だけ四球で歩いていることだ」と打撃内容を称えた。また「ア・リーグのトップルーキーの争いは、ヨシダとジョシュ・ユング(テキサス・レンジャーズ)の一騎打ちになりつつある」として、ア・リーグではトップクラスの実力者であることを強調している。
またトピックでは、同じくMLBで最初のシーズンを送るニューヨーク・メッツの千賀滉大が、ナ・リーグで初めてランクイン(4位)を果たしている。「センガもまた、このランキングに新たに加わった。このメッツの右腕は、前回のトロント・ブルージェイズ戦では、メジャーリーグにおける自身最短の登板となったが、好調な5月を過ごした」と綴っており、2勝を挙げクオリティスタートも3度記録した先月の活躍を評した。
その上で「この30歳は、5月中旬のタンパベイ・レイズ戦で6回を12奪三振、自責点1しか与えず、先週のフィラデルフィア・フィリーズ戦では7回を9奪三振でシャットアウトした。センガの73奪三振はルーキーの中では2位。しかし、現在9回あたり5.6個の四球を許しており、その制球力には問題がある」と指摘している。
好調を続ける吉田、メッツのローテーションを支える千賀、両ルーキーともここまで期待以上の結果を残している。まだ、半分以上も残されているレギュラーシーズンにおいて、さらに発揮されるであろうパフォーマンスに大きな期待が寄せられる。
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