現地６月７日に行なわれたシカゴ・カブス戦で、好守備でチームを盛り立てたミッキー・モニアック（ロサンゼルス・エンジェルス）。スタンドに飛び込むファウルボールを掴み取った逸材は、そのボールをカブスファンの少年にプレゼントする“粋な対応”を見せた。

【動画】紳士的な対応！モニアックが敵少年ファンにボールをプレゼント

　３回２死走者なしの場面で打席に入ったニコ・ホーナー（カブス）は、ボールカウント１-２からの４球目、ハイミー・バリア（エンジェルス）が投じた高めの速球を右翼ファウルゾーンに打ち上げた。

　右翼を守るモニアックが快足を飛ばすと、落下してくる打球に合わせてグラブを差し出し、スタンドに入り込みながら獲ってみせたのだ。グラブを手にファウルボールを待ち受けていた少年に接触しそうになりながら、３アウトとした25歳。同僚らと喜びを分かち合いながらベンチに引き上げようとしたものの、すぐさまスタンドに引き返し、先ほどの少年にボールを届けた。カブスの帽子とパーカーを着た少年は涙をこらえていたが、彼の神対応ぶりに思わず笑みがこぼれた。
  　MLB公式サイトが紹介する動画コーナー『CUT4』や地元放送局『Bally Sports West』は、公式Twitterで同シーンを掲載。このスターのもてなしには、「すごい嬉しそう」「モニアックに恋した瞬間」「泣けるわ～」「ジェントルマンよね」「優しーーーい」「顔だけじゃなく性格も男前なんか」などと感動の声が上がっている。

　この日の攻撃では、３打数１安打、３打点、１四球、１死球を記録したモニアック。攻守にわたり活躍し、チームを６対２で勝利に導いた。

構成●THE DIGEST編集部

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