6月6日(現地)、ナショナルズのストーン・ギャレットがダイヤモンドバックス戦でメジャー初の満塁本塁打を放った。昨年8月にダイヤモンドバックスでデビューした27歳のギャレットだが、オフに40人枠を外され、マイナー契約でナショナルズに加入。言わば古巣への"恩返しの一発"で、それだけでも喜びはひとしおだったに違いない。
だが、ギャレットにとってこのホームランはもう一つ大きな意味を持っていた。それは、打った相手のトミー・ヘンリーが元チームメイトにして無二の親友だったことだ。
ギャレットとヘンリーはメジャー昇格という夢に向かってマイナーでともに汗を流した仲で、2Aと3Aではルームメイトという間柄。ギャレットはヘンリーに誘われてゴルフを始め、オフも一緒に過ごすほど仲がいい。
ギャレットがDバックスを離れてからも交友は続き、今もフェイスタイムで定期的に話しているという(ギャレットはテキストメールが好きではないそうだ)。 MLB.comの記事でヘンリーは「プロの世界は変化が激しい。だから、本物の友情が芽生えたら、遠くにいようが近くにいようが助けになるんだ」と語っている。
実は、2人は5月6日にも対戦していて、この時はギャレットが3打数1安打という結果だった。
今回、大親友に献上した一発についてヘンリーは「映像を見返したけど、いいボールだったと思う。(満塁弾を浴びることは)どんな状況でも残念だけど、あいつに打たれたのは特に痛いな。その話が出るのはこれが最後じゃないだろうから」と冗談混じりに話した。
ギャレットのコメントも振るっていた。
「間違いなく自分史上最高のホームランだね。ダントツさ。10年後、一緒にゴルフをしている時にも思い出すだろうな」
構成●SLUGGER編集部
だが、ギャレットにとってこのホームランはもう一つ大きな意味を持っていた。それは、打った相手のトミー・ヘンリーが元チームメイトにして無二の親友だったことだ。
ギャレットとヘンリーはメジャー昇格という夢に向かってマイナーでともに汗を流した仲で、2Aと3Aではルームメイトという間柄。ギャレットはヘンリーに誘われてゴルフを始め、オフも一緒に過ごすほど仲がいい。
ギャレットがDバックスを離れてからも交友は続き、今もフェイスタイムで定期的に話しているという(ギャレットはテキストメールが好きではないそうだ)。 MLB.comの記事でヘンリーは「プロの世界は変化が激しい。だから、本物の友情が芽生えたら、遠くにいようが近くにいようが助けになるんだ」と語っている。
実は、2人は5月6日にも対戦していて、この時はギャレットが3打数1安打という結果だった。
今回、大親友に献上した一発についてヘンリーは「映像を見返したけど、いいボールだったと思う。(満塁弾を浴びることは)どんな状況でも残念だけど、あいつに打たれたのは特に痛いな。その話が出るのはこれが最後じゃないだろうから」と冗談混じりに話した。
ギャレットのコメントも振るっていた。
「間違いなく自分史上最高のホームランだね。ダントツさ。10年後、一緒にゴルフをしている時にも思い出すだろうな」
構成●SLUGGER編集部
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