投手・大谷翔平もヒヤリとする場面があった。

　現地６月９日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地でシアトル・マリナーズと対戦。大谷は「２番・投手兼DH」で先発登板した。５回を投げて３失点で勝敗はつかなかったものの、打撃では特大２ランを含む４打数３安打２打点と大爆発。サイクルヒット達成まであと「３塁打」を残すのみだったが、惜しくも最終打席は凡退に終わった。

　そのゲームで、強烈なファウルがエンジェルスのダグアウトを急襲した。大谷が内角に投じたカットボールを相手打者タイ・フランスが引っ張り、打球は三塁打側のベンチに飛び込む。

　どうやら大谷の通訳である水原一平さんの近くをかすめたようで、地元放送局『Bally Sports West』の実況は「エンジェルスのみんなは無事だろうか。イッペイがＯＫであることは確認できた！」と振ると、解説者が「ほかの誰よりも重要だ。全力でイッペイを守らないといけない！」と切り返した。
  　さらに、「ピッチングニンジャ」の異名を持つ投球アナリスト、ロブ・フリードマン氏もツイッターで動画を掲載。ダグアウトに球が飛び込んだ瞬間、ビクっとする大谷の様子を紹介しながら、「イッペイをもう少しで失いかけたことに気づくショウヘイ」と綴った。

　試合はエンジェルスが５対４で逃げ切り、見事５連勝を飾った。これで35勝30敗の貯金「５」で、首位テキサス・レンジャースとの差を6.5ゲームに、２位ヒューストン・アストロズとの差を1.5ゲームに縮めている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】投げた大谷翔平も思わずビクッ！ 強烈ファウルがエ軍ベンチを急襲して...

【画像】日々更新！ 大谷翔平が2023シーズンで魅せる喜怒哀楽の厳選ショット集！

【記事】「目がハートやん！」大谷翔平と遭遇した台湾美女チア軍団が“優しき神対応”に感激！日米台で「どっちも羨ましい」「一生自慢できる」と大反響