現地6月15日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)はア・リーグ西地区首位を走るテキサス・レンジャーズ相手に今季6勝目(2敗)をマークした。さらに、翌日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦では3打数1安打を放ち、連続試合安打を「13」に伸ばし、これで6月の打率は.421。7本塁打、16打点、出塁率.521、長打率.930と驚異的なスタッツを記録している。
そんな米球界で異彩を放つ二刀流スターに、熱視線を注いでいる人物がいる。元サイ・ヤング賞投手で、現在は米専門局『MLB Network』のアナリストを務めるジェイク・ピービー氏だ。同氏は番組のなかで「ショウヘイ・オオタニは、現在MLBで最も厄介な投手のひとりだ」と評している。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にもアメリカ代表として2度出場したピービー氏は現役時代、サンディエゴ・パドレスのエースとして活躍。2度の最多奪三振、最優秀防御率のタイトルを獲得。サイ・ヤング賞を獲得した2007年にはピッチングトリプルクラウン(19勝6敗、防御率2.54、240奪三振)を達成した大投手である。
同氏は今季の投手・大谷を高く評価しており、「間違いなくメジャーで最も厄介な投手のトップ3に入る」と断言。「彼のスライダー(今季は主にスイーパー)と速球が発動されたときは、そう簡単には打てない」と、その異才を疑わない。
続けて、「ショウヘイ・オオタニのように100マイルの速球を安定して投げることができ、彼のようなバッタースキルがあれば、この男がマウンドにいるときは、野球を見るのがもっと楽しくなるはずだ」と手放しで称賛の言葉を並べた。
大谷以外にはタンパベイ・レイズのシェーン・マクラナハン(11勝1敗、防御率2.12、97奪三振、WHIP1.10)とタイラー・グラスノー(2勝0敗、防御率3.43、26奪三振、WHIP1.29)を挙げたピービー氏。6月は好調な打撃にスポットが当たるなかでも、やはり投打で異次元のパフォーマンスを発揮し続ける二刀流の活躍は、米識者の胸を躍らせているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平の今季22号は上段スタンドへ!!
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にもアメリカ代表として2度出場したピービー氏は現役時代、サンディエゴ・パドレスのエースとして活躍。2度の最多奪三振、最優秀防御率のタイトルを獲得。サイ・ヤング賞を獲得した2007年にはピッチングトリプルクラウン(19勝6敗、防御率2.54、240奪三振)を達成した大投手である。
同氏は今季の投手・大谷を高く評価しており、「間違いなくメジャーで最も厄介な投手のトップ3に入る」と断言。「彼のスライダー(今季は主にスイーパー)と速球が発動されたときは、そう簡単には打てない」と、その異才を疑わない。
続けて、「ショウヘイ・オオタニのように100マイルの速球を安定して投げることができ、彼のようなバッタースキルがあれば、この男がマウンドにいるときは、野球を見るのがもっと楽しくなるはずだ」と手放しで称賛の言葉を並べた。
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