専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「レンジャーズ相手に4本塁打だ!」ライバルでも止められない大谷翔平の猛打に米記者が脱帽「マウンドでは打線を沈黙させた」

THE DIGEST編集部

2023.06.16

直近6試合で5発と猛打爆発の大谷。現地メディアから喝采が止まない。(C)Getty Images

直近6試合で5発と猛打爆発の大谷。現地メディアから喝采が止まない。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が敵地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・投手兼指名打者」 でスタメン出場し、今季14度目の二刀流デーに臨んだ。投げては6回(99球)を投げ、6安打、3奪三振で2失点。打っては今季22本目のホームランが飛び出すなど、チームは5対3で勝利を収め、今シリーズを3勝1敗で勝ち越し。大谷は5試合ぶりとなる6勝目(2敗)を挙げた。

 二刀流スターは先制点をもらった3回裏、2アウトから二塁打を許すと4番アドリス・ガルシアに同点タイムリー、続くジョナ・ハイムにも勝ち越し打を浴び1対2とリードを許してしまう。だが、4回にエンジェルスが同点に追い付くと、その裏2つの見逃し三振を奪い三者凡退。5、6回もゼロで抑え、大谷はこの回でマウンドを降りた。

 一方、絶好調なバットではこの日も輝きを放った。1点リードの8回に2試合連続となる特大の22号2ラン。センター左の上段スタンドに放り込む貴重な追加点となった。大谷は2打数1安打(2四球)で12試合連続ヒットをマーク。打率は3割に上昇した。
 
 投打でのフル稼働に現地メディアも喝采を送っている。MLB公式サイト『MLB.com』のジャリン・スムート記者は「ショウヘイ・オオタニはマウンドでレンジャーズ打線を黙らせ、逆方向の2ランホームランでエンジェルスの攻撃力を高め、グローブライフ・フィールドでチームの勝利に貢献した」と称賛した。

 加えて、同氏はメジャー・リーグでピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)に並ぶ今季22号にも注目。「オオタニは8回、初球のスライダーを左中間の2階席まで飛距離443フィート(約135メートル)まで叩き込んだ。今シリーズでア・リーグ西地区首位のレンジャーズに対して4本目のホームランだ」と興奮を隠し切れず、「水曜日の本塁打ほど強くはなかったが、そのインパクトは確かに感じられ、エンジェルスにとって大きな2得点をもたらし、シリーズ勝ち越しの道を切り開いた」と値千金の特大弾であると強調している。

 9年ぶりのプレーオフ進出に向け、ライバルとの天王山を勝ち越したエンジェルス。その立役者は、やはり異次元のパフォーマンを発揮し続ける二刀流スターにほかならない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】2夜連続の特大弾!!大谷翔平の今季22号は上段スタンドへ!

【関連記事】「また同じ場所だ! 信じられない!!」現地実況も大興奮! 大谷翔平、レ軍シリーズ4発!3本目の逆方向“2階席”弾に敵地騒然

【関連記事】「マジで異星から来たんだよ!」大谷翔平が放った連夜の特大22号HRに米解説者も大興奮!「ユニコーンすげぇ…」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号