大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）が現地６月17日、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「２番・指名打者」で先発出場。第４打席で２試合ぶりの23号ソロホームランを放つなど、４打数１安打２打点の活躍を見せた。

　７対２とエンジェルスが５点をリードした７回だった。１死走者なしで、大谷はいきなり初球を強振すると、打球は高々と舞い上がる。中堅手もすぐに追いかけるのを止めるほど、強烈な一打がバックスクリーン奥に突き刺さった。二刀流スターの今季23号で、エンジェルスがさらに得点を積み重ねた。

　しかも、これが大谷の自身メジャー通算150本目となるメモリアル弾。エンジェルスの地元メディア『Anaheim Sports』によると、球団史上最速での150号到達だという。同メディアは大谷のホームラン動画を早速ツイッターで共有すると、現地ファンは即反応。「SHOTIME!!!!」「Good luck」「この男は伝説だ！」「ショウヘイが、またやってくれた！」など、主砲の一発に喝采が飛び交った。
  　大谷の特大弾に興奮したのはファンだけではない。MLBワールドシリーズやNFLスーパーボウル、NBAファイナルなど多くのビッグイベントを取材した敏腕スポーツキャスターのクリス・マイヤーズ氏もそのひとりだ。

　同氏は現在、米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストを務め、自身のツイッター上で大谷の23号ソロホームランを祝福。「ショウヘイ・オオタニは、彼の信者ではない人間も…信じさせて虜にさせることができる！」と綴り、賛辞を送った。
　
　なお試合は、９回表にマイク・トラウトが勝ち越し打を放ち９対８で勝ち越すも、その裏にロイヤルズの猛攻に中継ぎ陣が耐えられず、まさかの逆転サヨナラ負け。エンジェルスは３連勝を逃した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】球団史上最速MLB通算150号を放った大谷翔平!!

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