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大谷には負けられない?全治3~4週間のはずが、たった11日で驚異のスピード復帰を果たしたメッツ主砲アロンゾの意地<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2023.06.19

“ポーラー・ベアー”(シロクマ)の愛称で知られるアロンゾ。驚異のスピード復帰を果たし、さらなるアーチ量産が期待される。(C)Getty Images

“ポーラー・ベアー”(シロクマ)の愛称で知られるアロンゾ。驚異のスピード復帰を果たし、さらなるアーチ量産が期待される。(C)Getty Images

 怪我で戦列を離れていたMLB屈指の大砲が驚異のスピード復帰を果たした。

 6月18日(現地)、メッツはピート・アロンゾが故障者リスト(IL)から復帰したことを発表。7日のブレーブス戦で左手首に死球を受けて離脱してから、わずか11日での復帰となった。

 メジャー1年目の2019年にルーキーでは史上最多の53本塁打を放ったアロンゾは、19年と21年は2大会連続優勝で球宴ホームラン・ダービー優勝を果たすなど、球界屈指のスラッガーとして名を馳せている。

 今季も開幕から順調にアーチを量産し、4月7日には史上2番目のスピード記録(通算538試合目)で通算150号に到達、5月28日には今季両リーグ最速で20号本塁打を放った。
 だが、6月7日のブレーブス戦で左手に死球を受けて途中退場。骨挫傷と関節捻挫で全治3~4週間と診断された。だが、本人も驚くほどのスピードで快方に向かい、5~6日後にはまったく痛みが消えたという。

 折しも、自身が欠場している間に大谷翔平(エンジェルス)が驚異的なペースでアーチを量産し、今や24本塁打でMLBトップを走っている。もっとも、11日間も戦列を離れていながらアロンゾもまだ2本差の22本で、ナ・リーグでは最多。リーグは違えど、ホームランを打つことに誰よりもこだわりを持っている男としては、絶対に大谷に負けられないところだろう。

構成●SLUGGER編集部

 
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