現地６月20日、敵地で行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦に５番手として登板した藤浪晋太郎（オークランド・アスレティックス）は、１回１/３を無安打、無失点と好救援した。

【動画】藤浪が吠えた！163.5キロの剛速球をチェック

　２-２の同点とした８回２死一、二塁でマウンドに上がった藤浪は、代打デビッド・フライを101.6マイル（約163.5キロ）の速球で空振り三振に仕留めると吠えた。９回も続投した右腕は、先頭スティーブン・クワンを中飛に打ち取ると、アーメッド・ロザリオにはスイーパーで二飛、ホゼ・ラミレスを二ゴロで抑える完璧なパフォーマンスを見せた。
  　フライの外角高めに投じた“渾身の１球”がSNS上では大騒ぎだ。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が同映像をTwitterで共有すると、「彼は102マイル（※中継映像のテロップ）も投げられるのか？」「奴は本物だ！」「厄介な存在になるかも」「コマンドの問題が解決できれば、大きな可能性を秘めている」などと米ファンから驚きの声が挙がった。

　今季からメジャーリーグに挑戦する29歳。序盤はコントロールに苦戦したものの、徐々に本来の力を発揮し始めている。

構成●THE DIGEST編集部

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