歴史的大敗に相手右腕はショックの色を隠せない。

　現地６月24日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、敵地で行なわれたコロラド・ロッキーズ戦に「２番・指名打者」として先発出場し、７打数１安打１打点。この試合で球団新記録の28安打、25得点と打線が爆発したチームは、25対１の大勝を収め、現地20日のロサンゼルス・ドジャース戦から続いていた連敗を「３」でストップさせた。
【PHOTO】WBCのヒーローはメジャー開幕後も全開！ 日々輝く大谷翔平が魅せる喜怒哀楽の厳選ショット！

　この日、２回にデビッド・フレッチャーの２点タイムリーで先制点を奪ったエンジェルスは、続く３回にマイク・トラウト、ブランドン・デュルーリー、マット・タイスが３者連続本塁打。この回に球団タイ記録の10安打、13得点をマークすると、敵地はブーイングに包まれた。その後も勢いは止まらず、驚異の猛攻でロッキーズを袋叩きにした。

　試合後、コロラド州の日刊紙『The Denver Post』が掲載した記事によると、３回途中10安打９失点で今季２敗目（０勝）を喫したロッキーズ先発のチェイス・アンダーソンは、自身のパフォーマンスについて「ひどい投球、ひどい出来だった」と反省。「３回もマウンドに上がったけど、上手く投げられなかった」と今夜のピッチング内容を振り返っている。
  　さらに、「彼らはボールをよく見ていた」と大暴れのエンジェルス打線を称えた35歳の右腕は、「ひたすら得点を重ねていった」と強調。６回４安打無失点の好投で今季６勝目（２敗）を挙げたエンジェルス先発のグリフィン・キャニングに対しても、「集中を切らさなかった彼は、６回を無失点に抑え、誰も歩かせていない」と称賛の言葉を送っていた。

　なお、この勝利でエンジェルスは、アメリカン・リーグ西地区の２位に再浮上。首位テキサス・レンジャーズとは現在、６ゲーム差になっている。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「一瞬にして一生の宝物」大谷翔平がみせた“ふたりの少年”への神対応に日米で反響止まず！「当たり前のことではないよね」

【関連記事】「愛せずにはいられない！」大谷翔平と“煽る”相手投手のやり取りに、米メディアも続々反応「カスティーヨは楽しんでいる」

【関連記事】「もはやモデル」大谷翔平が披露したお洒落な“スニーカーコーデ”に大反響！「カッコイイ」「何をやってもサマになる」