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大谷翔平がマルチ安打!快足飛ばす三塁打でア・リーグ単独トップ61打点もエンジェルスは連勝ならず

THE DIGEST編集部

2023.06.26

大谷は「2番・指名打者」で先発出場し、6回に反撃の口火を切る三塁打を放った。(C) Getty Images

 現地6月25日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は敵地でコロラド・ロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、6回に3試合連続安打となる三塁打で今季61打点を記録するも、チームは3対4で敗れた。

 前日は球団新記録の25得点で完勝したエンジェルスだったが、この日は相手先発オースティン・ゴンバーの前に打線が沈黙。5回までスコアボードにゼロが並んだ。

 大谷の第1打席は二ゴロ。3回2死一塁の第2打席は中前打でチャンスメイクするも、これは得点にはつながらなかった。

 3点ビハインドで迎えた6回無死二塁、相手左腕の高め速球を二刀流スターは流し打ち。打球速度113.7マイル(約183キロ)を叩き出した弾丸ライナーは左中間をぶち抜いていき、打球の行方を追った大谷は快足を飛ばして一気に三塁まで到達した。

 反撃の口火を切る大谷の適時三塁打でエンジェルスが1点を返すと、続くマイク・トラウトは死球を受け、無死一、三塁にチャンスが広がったが、4番ブランドン・デュルーリーの犠飛で2対3と1点差にするのが精一杯だった。
 
 7回にエゼケル・トーバーの適時打で点差を2点にされると、大谷は直後の8回1死一塁で4度目の打席へ。背番号17は4球目を強振するが、ライトへ高く上がりすぎてしまい、打球は右翼のグラブに吸い込まれた。

 エンジェルスは9回、ニューヨーク・メッツからトレードで加入し、前日即スタメン起用されたエデュアルド・エスコバーが三塁打で出塁すると、7番ミッキー・モニアックのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄る粘りを見せたが、最後はルイス・レンヒーフォが三ゴロに打ち取られゲームセット。前日の猛打とは打って変わり、今日は3得点しか奪えず、ナ・リーグ西地区最下位チームとの3連戦を負け越した。

 大谷は4打数2安打1打点で、打点61はア・リーグ単独トップをマークしている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が反撃の口火切る三塁打!!

【動画】「ガゼルのように」疾走する大谷翔平

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