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MLB

「まるでガゼルだ!」大谷翔平の快足三塁打に敵地驚愕!地元メディアも熱視線「走るフォームが惚れ惚れする!」

THE DIGEST編集部

2023.06.26

大谷は6回に適時打を放ち、俊足を生かして三塁まで到達した。(C) Getty Images

大谷は6回に適時打を放ち、俊足を生かして三塁まで到達した。(C) Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は現地6月25日、コロラド・ロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数2安打1打点。打点を61に伸ばし、ア・リーグトップをキープしたが、チームは3対4で惜敗した。

 大谷は3回に二安打を放ち、3試合連続安打をマークするも得点にはつながらず。

 3点ビハインドで迎えた6回、先頭打者のテーラー・ウォードが右二塁打でチャンスを作ると、続く大谷が外角高め91.9マイル(約147.8キロ)のフォーシームを技ありの流し打ち。打球は左中間を破り、大谷は俊足を飛ばして一気に三塁を奪った。敵地ながら、二刀流スターの快足ぶりには喝采が送られた。

 大谷の追撃打で1点を返したエンジェルス。なおも1死一、三塁と一打出れば逆転のチャンスだったが、犠飛での1点のみに終わり2対3で勝ち越しならず。

 その後、7回に追加点を許したチームは9回にふたたび反撃。エデュアルド・エスコバー、ミッキー・モニアックの連続ヒットで1点差に迫るも、あと1本が出ず。エンジェルスはナ・リーグ西地区最下位に低迷する相手に痛い負け越しを喫した。
 
 前日は25得点の球団記録を更新したチームのなかで、唯一の1安打2三振と波に乗りきれなかった大谷だが、この日は足で魅せた。しかも、反撃の口火を切る三塁打には敵地メディアも注目。そのスピードは「まるでガゼルみたいだ」と感嘆の声が挙がっている。

 全米野球記者協会会員で、ロッキーズのあらゆる情報を発信する専門メディア『DNVR Rockies』のパトリック・リオンズ記者はツイッターに大谷のスリーベースを投稿。文面には「ショウヘイ・オオタニ、いやガゼルがクアーズ・フィールドの左中間深くに三塁打を放った後、ダイヤモンドを駆け回った」と綴り、走るのが速いガゼルに例えて、大谷の快足ぶりを称えている。

 さらに、エンジェルスの地元メディア『Anaheim Sports』も動画で二刀流スターの走塁を共有すると、日米ファンからは「走るフォームが惚れ惚れする!」「オオタニは今日も全力だ!」「なぜ左中間で三塁まで行けるんだw」「投げて、打って、足速いってどんな化け物プレーヤーですか?」など、コメント欄には驚きの声が寄せられた。

 試合には敗れたが、大谷は25本塁打、61打点と現在ア・リーグ2冠。今季23度目のマルチ安打を記録し、依然としてチームを牽引している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が反撃の口火切る三塁打!!

【動画】「ガゼルのように」疾走する大谷翔平

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