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菊池雄星の成長ぶりにブルージェイズ指揮官も称賛! 公式記者は“独特な投球フォーム”に着目「フィギュアスケーターのような...」

THE DIGEST編集部

2023.06.26

堂々とマウンドで投げる菊池に指揮官も賛辞を贈っている。(C)Getty Images

堂々とマウンドで投げる菊池に指揮官も賛辞を贈っている。(C)Getty Images

 現地6月25日、トロント・ブルージェイズの菊池雄星は、本拠地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に先発登板。7回(101球)を投げ、被安打2、与四球2、8奪三振、1失点の好投で、7勝目を飾った。

 3回まで完璧な投球を披露した菊池。4回1死でカルロス・ペレスに二塁打を許したものの、2者連続で空振り三振に打ち取りピンチを凌いだ。唯一の失投は、6回先頭のトニー・ケンプに高めに投じた速球だ。右翼フェンスの奥へ打球を運ばれたが、その後は難なく終わらせた。

【動画】8奪三振の好投! 自信をみなぎらせる菊池の姿

 試合後、公式メディア『MLB.com』によれば、ジョン・シュナイダー監督は「昨年を振り返ってみると、カウント2-0で少し緊張していた。だけど今は正反対だ。どんなカウントでも安心して見ていられる」と成長ぶりを話すした。

「カウント3‐0からブレント・ルッカ―にカーブを投げただろ。キクチは自分のボールが良いものだと確信している」

 本人も充実感を覚えたようで、「ブルージェイズに加入して以来、7回を投げ切ったことはなかったので、とても良かった。ブルペンを休ませることもできたし、今日は満足です」と顔をほころばせている。
 
 同メディアのキーガン・マシソン記者は、「ブルージェイズのロースターにユウセイ・キクチほどはっきりと自信を身につけている選手はいない」と絶賛。そして「ボールがプレートに届くのを見る必要さえない。チェックしてほしいのは、フィギュアスケーターのように自軍ダグアウト側に回転し高く蹴り上げる左足のスイングだ」と記し、こう続けた。

「もしトリプルアクセルに挑戦するように見えたら、すべてが上手くいっている証拠だ」

 今季16試合に出場し、7勝2敗、防御率3.75、85奪三振と安定感を見せる32歳。自信を持ってマウンドで腕を振る姿に指揮官も高く評価しているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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