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「救世主的な存在」自己最多タイ7勝目の菊池雄星を地元紙が高評価!「絶好調のキクチが圧倒した」

THE DIGEST編集部

2023.06.27

25日のアスレティックス戦で好投した菊池。(C)Getty Images

25日のアスレティックス戦で好投した菊池。(C)Getty Images

 トロント・ブルージェイズの菊池雄星は現地6月25日、本拠地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に先発登板し、今季最長となる7イニングを投げ被安打2、8奪三振、1失点と好投し、7勝目を挙げた。

 メジャー自己最多タイとなる7つ目の白星を手にしたこの日のピッチングも、好調ぶりが光り、3回までパーフェクトという最高の立ち上がりを見せた。4回にはカルロス・ペレスに初ヒットを許すも、続くブレント・ルッカ―、アレドミーズ・ディアズという中軸2人を、いずれもスライダーで空振り三振に斬って取った。

【動画】8奪三振の好投! 自信をみなぎらせる菊池の姿

 6回には先頭のトニー・ケンプに初球のストレートを右翼フェンスの奥に運ばれ失点。だが、その後崩れることなく3つのアウトを奪いその回を終える。そして先発左腕は7回にもマウンドに上り、四球でランナーを出しながらも、危なげない投球で締めた。

 チームは12対1と大勝。スターターとして見事に責任を果たしたサムライの勝利は、地元紙『Toront Sun』は、指揮官のコメントを交えながら大きく報じている。

 試合後に配信となった記事では「蒸し暑い日曜日のロジャース・センターで、トレードマークの身のこなしも絶好調のキクチは、7回を1失点に抑え、アスレティックスを12-1で圧倒した」と評したうえで、「41,069人の観衆の前で、シアトル・マリナーズ時代の2021年8月以来、7イニングを投げ抜いた」と日本人サウスポーの投球内容を称えた。
 
 またブルージェイズのジョン・シュナイダー監督が「彼にとって素晴らしい一日だった」「ここしばらく、かなり安定している」とご満悦の様子で語っていたことも掲載。

 さらに同氏は「ケビン・ゴーズマンほど華々しい活躍はしていないが、先発陣の最後尾では救世主的な存在であり、ジェイズのユニホームを着て最も重要な先発登板で8奪三振を記録した。キクチが日曜日のようなピッチングを長く続ければ、(首脳陣からの)信頼は得やすくなるだろう」と次回以降の登板への期待も寄せている。

 マウンド毎に安定感が増しており、確かな結果を残している菊池。ローテーションの一角を担い、どれだけ白星を積み重ねていけるか。今後のパフォーマンスにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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