現地6月28日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、シカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場すると、第1打席に三塁打、第4、5打席には単打を放ち5打数3安打の猛打賞。ホームラン、打点こそなかったものの自ら2得点も記録する大活躍を見せた。
【動画】ランニングHRもいけた!? 今季5本目の三塁打を決めた大谷
初回1死無塁で迎えた第1打席は、相手先発ルーカス・ジオリトと対峙。ボールカウント2-2からの5球目、81マイル(約130.3キロ)のチェンジアップを巧みなバットコントロールで右翼線へ運んだ。相手守備がもたつく間に快足を飛ばし、今季5度目の三塁打を生み出した。
8回には元同僚キーナン・ミドルトンの高め速球を鋭く弾き返した。打球は投手の頭部をかすめる当たりで、センター前に抜けた。これには背番号17も、思わず謝る仕草をも見せた。さらに6点を追う9回2死一、二塁で5回目の打席が回ってくると、セカンドへの内野安打をマークした。
二刀流として世間を賑わす28歳だが、今季は持ち前の打棒が昨季以上に炸裂している。スタッツにもはっきりと出ており、データ社『Opta』に勤務する米国人グレッグ・ハーヴィ氏は、「ショウヘイ・オオタニは、ウィリー・メイズ(1954年)以来、シーズン開幕から80試合以内に5本以上の三塁打と28本以上のホームランを記録した選手だ」と驚きのデータを共有したうえで、以下のように称えた。
「このような数字を記録しながら複数の試合で登板したMLB史上初の選手だ」
前日の同カードでは、投打同時出場で打席では2本のアーチを打ち込むと、マウンドでは10奪三振を叩き出すなど存在感を誇示した。記録にも記憶にも刻まれるシーズンを送る二刀流スターは、間違いなく後世に名を残すことになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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初回1死無塁で迎えた第1打席は、相手先発ルーカス・ジオリトと対峙。ボールカウント2-2からの5球目、81マイル(約130.3キロ)のチェンジアップを巧みなバットコントロールで右翼線へ運んだ。相手守備がもたつく間に快足を飛ばし、今季5度目の三塁打を生み出した。
8回には元同僚キーナン・ミドルトンの高め速球を鋭く弾き返した。打球は投手の頭部をかすめる当たりで、センター前に抜けた。これには背番号17も、思わず謝る仕草をも見せた。さらに6点を追う9回2死一、二塁で5回目の打席が回ってくると、セカンドへの内野安打をマークした。
二刀流として世間を賑わす28歳だが、今季は持ち前の打棒が昨季以上に炸裂している。スタッツにもはっきりと出ており、データ社『Opta』に勤務する米国人グレッグ・ハーヴィ氏は、「ショウヘイ・オオタニは、ウィリー・メイズ(1954年)以来、シーズン開幕から80試合以内に5本以上の三塁打と28本以上のホームランを記録した選手だ」と驚きのデータを共有したうえで、以下のように称えた。
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