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トラウトが骨折、レンドーンが自打球、大谷翔平は右手マメを負傷…米記者から心配の声「エンジェルスにとって残酷な展開だ」

THE DIGEST編集部

2023.07.05

右手マメの負傷で6回途中にマウンドを降りた大谷翔平。(C)Getty Images

 相次ぐ主力選手の負傷に米記者からも心配の声が上がっている。

 現地7月4日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地ペトコ・パークで行なわれたサンディエゴ・パドレス戦に「3番・投手兼指名打者」として先発出場。今季17度目のリアル二刀流に臨んだが、投手としては2者連続アーチを浴びるなど6回途中7安打5失点で4敗目(7勝)、打者としても3打数無安打で2試合連続ノーヒットに終わった。

 9回には代打が送られ、途中交代を余儀なくされた大谷。球団によると、「右手中指のマメ」が降板理由とのことだが、エンジェルスで負傷している主力選手は、二刀流スターだけでない。この日、アンソニー・レンドーンが左すねへの自打球で負傷交代しており、試合前には、マイク・トラウトが左有鉤骨骨折で負傷者リスト入りしたばかりだ。

 こうした状況を受け、米専門誌『Baseball America』のカイル・グレイザー記者は、「24時間も経たないうちに、トラウトが有鉤骨骨折で6~8週間の離脱を余儀なくされ、レンドーンは自打球でダグアウトの階段を降りるのにも手助けが必要になり、オオタニがトレーナーとともにマウンドを後にした。エンジェルスにとって残酷な展開だ」と呟いている。
 
 また、時系列順にチーム内の出来事を振り返ったのは、米放送局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者。「午前11時45分:エンジェルスはトラウトが左有鉤骨骨折だと発表。午後4時40分:レンドーンが自打球で試合を退く。午後5時30分:オオタニがトレーナーとともにマウンドを降りる」と投稿し、「なんということだ」と嘆きの声を上げていた。

 なお、この日も投打が噛み合わなかったエンジェルスは、パドレスに5対8で敗北。前日に続くチーム2連敗を喫している。

構成●THE DIGEST編集部

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