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「最高の打者であり、最高の投手だ」大谷翔平からソロアーチの相手打者が対戦に興奮!「他の誰にも同じことは言えない」

THE DIGEST編集部

2023.07.05

大谷翔平(左)からソロアーチを放ったジェイク・クローネンワース(右)。Getty Images

大谷翔平(左)からソロアーチを放ったジェイク・クローネンワース(右)。Getty Images

 二刀流スターとの対戦に相手打者は大興奮だ。

 現地7月4日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地のサンディエゴ・パドレス戦に「3番・投手兼指名打者」で先発出場。投手として6回途中7安打5失点で今季4敗目(7勝)を喫すると、打者としても3打数無安打で2試合連続ノーヒットと振るわず。5対8で敗れたチームは、前日に続く2連敗を喫している。

 3回まで相手打線を無失点に抑えていた大谷だが、4回にジェイク・クローネンワースの2点タイムリーで先制を許すと、味方が1点を返した後の6回には、ザンダー・ボガーツ、クローネンワースの2者連続アーチで3失点。さらに、次打者への1球目が大きく外れ、マウンドに駆けつけたフィル・ネビン監督は、背番号17の緊急降板を告げた。

 パドレスの地元紙『The San Diego Union-Tribune』によると、8号ソロを含む4打数3安打3打点と躍動したクローネンワースは試合後、二刀流パフォーマンスを続ける大谷の存在について、「間違いなく史上最高のプレーヤーだ」とコメント。「彼のような選手と対戦する機会があれば、いつだって楽しい勝負になるだろう」と話している。
 
 さらに、「球界最高の打者の一人であり、最高の投手の一人だ。他の誰にも同じことは言えない」と続けたパドレスの29歳は、「最後にそれができたのはベーブ・ルースだけだ」と言及。また、今回の試合内容については、「ザンダーの2ランが流れを引き寄せた、あれは大きかった。終盤に追加点を挙げられたのも大きい」と振り返っていた。

 一方、エンジェルスによると、6回途中に大谷が緊急降板した理由は、「右手中指マメの負傷」とのこと。9回には代打が送られ、途中交代を余儀なくされたが、今回の負傷が深刻なものでないことを祈るばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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