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プロ野球

「魅力感じない」「Wエースは休養?」山本由伸、宮城大弥らが漏れた球宴監督選抜の顔ぶれに賛否両論!バウアーを熱望する声も「選んであげて」

THE DIGEST編集部

2023.07.05

球宴監督選抜結果が発表され、オリックスの山本(左上)、宮城(右上)は選出されず。村上(左下)、バウアー(右下)の名もなかった。(C)THE DIGEST、AP/AFLO

球宴監督選抜結果が発表され、オリックスの山本(左上)、宮城(右上)は選出されず。村上(左下)、バウアー(右下)の名もなかった。(C)THE DIGEST、AP/AFLO

 日本野球機構は7月5日、「マイナビオールスターゲーム2023」(19日=バンテリンドーム、同20日=マツダスタジアム)監督選抜の結果を発表した。

 セ・リーグから大竹耕太郎(阪神)、細川成也(中日)ら現役ドラフト組をはじめ、中日の左腕・小笠原慎之介や九里亜蓮(広島)らが初選出。パ・リーグからは田中将大(楽天)、和田毅(ソフトバンク)などベテラン投手をはじめ、日本ハムの加藤貴之、田中正義、アリエル・マルティネスらが初出場を掴み取り、両リーグ合わせて27人が決定した。14日にプラスワン投票の結果が発表され、球宴に出場する全選手が出揃う。
 
 豪華メンバーが連ねた一方で、実は意外な選手たちが選出漏れしている。まず昨シーズン、日本人最多本塁打記録を更新する56本を放った村上宗隆(ヤクルト)だ。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では準決勝メキシコ戦で起死回生のサヨナラ打で侍ジャパンを決勝に導いた23歳は、4日終了時点で12本塁打、38打点、打率.234と、物足りない成績。史上最年少で三冠王に輝いた若きスラッガーは、このまま球宴の舞台に立つことができないのか。

 三冠王だけではない。昨季、オリックス日本一の立役者となった左右エースの名前もない。2年連続沢村賞右腕の山本由伸は、ここまで7勝3敗、防御率1.89。勝ち星とともに、パ・リーグ投手2冠と今季も好調だ。左腕の宮城大弥はリーグ3位タイの6勝で、QS率は72.7%。緩急をつけたピッチングで、3月のWBC1次ラウンドのチェコ戦では、ロングリリーフで侍ジャパンの勝利に貢献した。
 
 先述した選手の名前がないことに、ファンも騒然としている。ツイッター上では「Wエースは休養との判断かな?」「山本と宮城いないのはおかしいだろ!」「NPBさん、ファンの声は届いていますか」「何がオールスターだ!魅力を感じない」「阪神ファンだけでやっていいよ」など、人選に納得がいかないコメントが見受けられた。

 ほかにも、6月4戦4勝で本領を発揮してきたトレバー・バウアー(横浜DeNA)も選出されておらず、「現役バリバリのメジャーリーガーだぞ? 野球ファンなら、オールスター観たいと思わんのか?」「YouTubeおもしろいから、バウアー選んであげて」「選ばれなかったら、観客席にいたりして(笑)」など、日本のオールスター出場を熱望するサイ・ヤング賞右腕の行方にも注目が集まっている。

 はたして、両リーグ最後の1枠を掴む選手はいったい誰なのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】日本のエース・山本由伸の圧巻ピッチング

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