プロ野球

「ベスト・オブ・ベストだ!」佐々木朗希が圧巻ピッチング!! 8回無失点11奪三振の快投に米激賞!「素晴らしいパフォーマンス」

THE DIGEST編集部

2023.07.06

佐々木は8回を投げて5安打無失点。11奪三振で今季6勝目を飾った。(C)THE DIGEST

 7月5日、ロッテの佐々木朗希が本拠地で行なわれた西武戦に先発登板。今季最長となる8イニングを投げ5安打、無失点、11奪三振の好投で6勝目(2敗)を挙げた。

 若き剛腕は初回、いきなり無死一、三塁とピンチを背負ったが、持ち味の速球を主体に圧巻の三者連続空振り三振でピンチを切り抜けた。続く2回には、先頭打者の岸潤一郎からも空振りを奪い、今季両リーグ最速の100奪三振に到達。6回を投げ終えたところで規定投球回にも到達した。

 その後も得点は与えず、8回には2つの三振を奪い、二桁をマーク。速球も最後まで落ちず、西武打線をゼロに抑えた。球数は106球と、今季初の完封が期待されたが、9回のマウンドを守護神・益田直也に譲り、ベンチで勝利の瞬間を迎えた。
 
 3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、侍ジャパンの一員として世界一を経験。シーズン開幕後も、高い潜在能力を遺憾なく発揮し、ここまで奪三振(107)と防御率(1.50)との2冠に立っている。

 そんな右腕に、将来のメジャー入りを期待する米記者も熱視線を送っている。日本のプロ野球を中心にスポーツ関連の記事を寄稿しているジェイソン・コスクリー記者は、快投を見せた佐々木を絶賛。自身のツイッターに「ロウキ・ササキは監督に尻を叩かれ、握手を求められた。8回を完封して終わったようだ」と完璧な投球を称えた。

 米ポッドキャスト番組『WBC Central』のホストを務めたショーン・スプラドリング記者は「ロウキ・ササキが、今夜もまた素晴らしいパフォーマンスを見せた」と喝采のコメントを送る。WBCのときに、佐々木の投球を間近で見た敏腕記者は、ここまでのスタッツを記しながら「弱冠21歳、ベスト・オブ・ベストだ!」と激賞。早期のメジャー入りに、胸を踊らせている。

"令和の怪物"は、いったいどこまで進化するのだろうか。この勢いは、しばらく止まりそうにない。

構成●THE DIGEST編集部

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