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「オオタニの去就にMLB全体が注目している」米メディアが“現実的な”移籍先として7球団を列挙「資質と野心があるのは」

THE DIGEST編集部

2023.07.10

連日のように去就が話題になっている大谷。(C)Getty Images

 米メディア『New York Post』は7月9日、「ショウヘイ・オオタニの去就にMLB全体が注目している」と題した記事を配信。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の去就に触れている。

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 同紙は、チーム関係者の「今後2~3週間の状況を見て判断する」という7日の自社報道を材料に、あらためて「オオタニがトレードされる可能性がある」と伝え、現実的なトレード先候補として7球団を挙げた。

「間違いなく、将来性や資金力、野心を持っている」としたのがロサンゼルス・ドジャースだ。ニューヨーク・ヤンキースについては、「昨夏に、最も積極的にオオタニを追いかけたチームのひとつ。エンジェルスが好む有望選手も抱えている」と評している。

 ニューヨーク・メッツについては、「オオタニをMLBに招いたのは、当時エンジェルスで現メッツGMのビリー・エプラーだ。チームはすでに、ぜいたく税(戦力の均衡化を目的とした制度。基準値を超えた場合はペナルティーが発生する)の領域に入っているため、オオタニを獲得するには2倍の費用がかかるだろう」と見立てた。
 
 さらに、サンフランシスコ・ジャイアンツは「昨冬に大物を獲得できなかったため、オオタニと長期契約を結びたい願望を持っている」、シアトル・マリナーズは「オオタニを積極的に追いかけているチームで、その資金も有している」と評した。

 また、サンディエゴ・パドレスは「すべての中間に位置するチーム。ホアン・ソトとの契約以降、プロスペクトのランクは下がっている」、テキサス・レンジャーズについては、「明らかなワイルドシリーズ進出候補」というコメントを付けている。

 トレード期限の8月1日まで、大谷の去就は大きな注目を集めるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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