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今季のア・リーグMVPは大谷翔平で決定!? MLB公式の候補トップ選出に「オオタニを越えるには厳しい」と敵地メディアは脱帽

THE DIGEST編集部

2023.07.16

大谷はア・リーグ本塁打ランクトップを独走する33号ホームランを放った。(C)Getty Images

 勢いが止まらない二刀流スターにライバルの地元メディアも脱帽するしかない。

 シーズン後半戦を前にした現地7月14日、 MLB公式サイトは、記者とアナリスト47人による投票で各リーグのMVP候補をランク付けし、その集計結果(1位が5ポイント、2位が3ポイント、3位が1ポイント)を発表。アメリカン・リーグでは、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が1位票を47票集め、全会一致のトップに選ばれていた。

 今回、この圧倒的な結果に反応を示しているのが、シカゴ・ホワイトソックスの地元放送局『NBC Sports Chicago』だ。現地15日の記事内では、同ランキングでア・リーグ2位に選出されたルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)の躍進を伝えつつ、「あまり興奮しないで。1位はショウヘイ・オオタニだ」と読者に呼びかけている。

 同局は、今季91試合に出場し、打率.269、26本塁打、53打点、OPS.890をマークしているロバートJr.について、「キャリアイヤーを迎えている。リーグ最高のひとりと見なされるには十分だ」と高評価。「キャリア初のオールスター・ゲーム選出も果たした」とここまでの快進撃を伝えており、後半戦に向けても地元メディアの期待値は高いようだ。
 
 ただ、そんなロバートJr.にとっての壁は、やはり投手として7勝5敗、防御率3.50、139奪三振、打者として打率.302、33本塁打、72打点、OPS1.047と好成績を残す大谷の存在だろう。今回の記事内でも、「オオタニは、ロバートJr.がア・リーグMVPを獲得するのに、越えなければならない厳しいハードルを突きつけている」と指摘された。

 現地15日のヒューストン・アストロズ戦では、9回に33号ソロを放ち、本塁打王争いでア・リーグ2位のロバートJr.に7本差としている大谷。2年ぶり2度目のMVP獲得に向けても、日米の期待は高まっていくばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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