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「ショウヘイのトレードはない」と米紙報道!「どんなプロスペクトが対価でもオオタニの価値には遠く及ばない」

THE DIGEST編集部

2023.07.24

去就が注目されている大谷。(C)Getty Images

 MLBのトレード期間が現地8月1日に迫るなか、米紙『USA TODAY』は7月23日、「トレード期間における10の注目点」という記事を配信し、そのトップ項目にロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の名を挙げた。

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 同紙は「エンジェルスはショウヘイ・オオタニをトレードに出さない」と予想している。その理由のひとつとして、オーナーのアート・モレノが大谷をトレードに出した場合、「ファンの批判を受けるのはモレノになるが、シーズン終了後に契約満了でオオタニに出て行かれたら、それはモレノではなくオオタニの責任になるから」という背景を説明した。
 
 さらに、大谷を保有することで得られる経済効果も無視できない。シーズンの途中に大谷がいなくなれば、平均入場者数3万3535人から少なくとも1万人も減る見込みがあり、球場内のいたるとことにあるスポンサー看板にも影響が出るという。

 戦力面のデメリットもある。大谷とのトレードでエンジェルスが何人か獲得するであろうプロスペクト(将来有望な若手選手)の潜在能力がどれほど大きくても、大谷の価値に見合うトレードは成立しえないと報じた。

 こうした事情を踏まえて、同紙は「モレノにオオタニを放出する考えはない」と断言。「そのため、大谷が欲しい他球団はモレノの心変わりを待っている」という状況まで説明している。

 トレード期間の8月1日まで残り数日。米メディアがもっとも注目している大谷の去就に、はたして動きはあるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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