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大谷翔平、3打数無安打も2四球でいずれも生還。エ軍は延長戦でタイガースに勝利

THE DIGEST編集部

2023.07.26

二度の四球でいずれも本塁に生還した大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でデトロイト・タイガースと対戦し、7対6で3連戦の初戦を勝利で飾った。エンジェルスの大谷翔平は「2番・指名打者」で出場して、3打数無安打、2四球、1盗塁。安打こそなかったが、二度の四球で出塁すると、いずれも本塁に生還している。

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 エンジェルスは初回に先制する。先頭のルイス・レンヒーフォが内野安打で出塁。2番大谷が四球を選ぶと、一死一・二塁で4番マイク・ムスタカスが右適時打を放って2対0とした。

 2対1で迎えた5回にエンジェルスが追加点。9番アンドリュー・ベラスケスを三塁に、四球の大谷を一塁に置いた場面で、3番テイラー・ウォードが犠牲打を放って3対1。続く4番のムスタカスは内野安打で出塁し、二死一・二塁とチャンスを広げた。
 
 この場面で二塁走者の大谷が三盗に成功すると、5番エデュアルド・エスコバーが左適時打を放って大谷が生還。エンジェルスは4対1と3点リードを奪った。

 9回には先頭のベラスケスが左安打、レンヒーフォが適時三塁打、ウォードが左適時打でダメ押しの2点を加えて6対2。ところが9回裏にタイガースの猛攻を受けた。クローザーのカルロス・エステベスが味方の稚拙な守備も続いて4点を奪われ、6対6となり延長戦へ。

 無死二塁から始まるタイブレークの10回表、エンジェルスは9回裏にフライを取り損ねたミッキー・モニアックが意地の右適時二塁打を放って1点を加え、7対6とリードを奪う。10回裏のタイガースの攻撃を無失点に抑えたエンジェルスが、敵地で勝利を収めた。

構成●THE DIGEST編集部

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