エンジェルスの大谷翔平は現地７月27日の敵地タイガース戦ダブルヘッダー第２試合に２番・ＤＨで先発出場。２打席目に37号となる２ランを叩き込んだ。

　第１試合に先発し、メジャー初完封を達成してからおよそ１時間後。大谷が今度はバットで魅せた。

　初回の第１打席は三振に倒れたものの、エンジェルス打線の猛攻で２回に早くも２打席目が回ってきた大谷。相手先発のマット・マニングの繰り出す変化球を捉えはするが、なかなか打球が前に飛ばず、ファウルが３球続いた後のカウント２ー２からだった。
　 　低めに投じられた４シームを今度こそアッパースウィングで捉えると、打球は大空へと舞い上がり、ぐんぐん伸びていく。ライトスタンドへ落ちた飛距離116.7メートルのホームランボールに、タイガースファンが群がった。

　やや疲労した様子を見せながらも定番の兜パフォーマンスをやり切った大谷の活躍もあり、エンジェルスは２回を終わって５対０とタイガースに大差をつけている。

構成●SLUGGER編集部

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