エンジェルスの大谷翔平は現地７月27日の敵地タイガース戦ダブルヘッダー第２試合に２番・ＤＨで先発出場。第２打席に続いて第３打席に２打席連続ホームランを放った。

　この男に限界はないのか。

　ダブルヘッダー第１試合で、メジャー初完封を１安打で成し遂げた40分後。大谷は第２試合に再びスタメン出場した。第１打席は三球三振に倒れたものの、第２打席は逆方向へ飛距離116.7メートルの37号２ランを叩き込んで見せた。兜パフォーマンスでは明らかに疲弊した様子を見せながらも、その後も出場を続けた。
  　そして第３打席。今度はカウント３ー１から真ん中に入ってきた４シームを叩いた。打った瞬間それと分かる打球はあっという間にバックスクリーン右側に突き刺さり、大谷も確信したように歩き出す。飛距離約132.6メートルの特大ソロ本塁打で、さらにタイガースを７対２と突き放した。

構成●SLUGGER編集部

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