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野球チェコ代表選手&スタッフが千葉ロッテの招待で来日!! 現地メディアは両国関係を強調「日本とのおとぎ話は終わらない」

THE DIGEST編集部

2023.07.29

WBCでは侍ジャパン相手の奮闘が話題を呼んだチェコ代表。いまだ日本との交流は続いている。写真:鈴木颯太朗

 今年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で初出場したチェコ代表は、同グループとなった日本代表「侍ジャパン」と対戦したこともあり、野球ファンの間で大きな話題となった。

 大会中はメンバー全員が本業で生計を立てる傍らで、代表チームでの活動をしている舞台裏なども紹介され、そのひたむきさにも称賛の声が送られた。

 WBCを通じて、大いに日本国内を沸かせたチェコ代表のチームスタッフや選手が近々、日本に訪れるとチェコ国内のスポーツメディア『isport.cz』が報じている。
 
 現地時間7月27日、同サイト上において「チェコの野球選手と日本のおとぎ話は終わらない。代表監督のパヴェル・ハディム、メディア・マネージャーのルカシュ・エルコリ、そして代表チームの主力選手であるマルティン・ムジークが来週、重要な旅で日本に滞在する」と伝えている。

 記事では、千葉ロッテマリーンズの招待を受けての来日であるとも記されており、さらに「チェコの野球選手たちは、そのプレーや紳士的な態度、あるいはロウキ・ササキから膝に速球を受けながらも地元の侍との試合を戦い抜いたウィリー・エスカラの回復力などで、大会で多くの尊敬を集めた」とWBCでの対戦を振り返りながら、両国の関係に言及する。

 また、今回来日する3人の日本への想いなども紹介しており、チームを率いたハディム監督は「僕の密かな夢は代表チームが日本でプレーすること」と述べたとしている。

 さらに、エルコリコーチからも「日本とチェコの野球間に長期的な協力関係を築くことは、多くのチェコの野球選手の夢だ。私たちは世界最高の野球国から学ぶ素晴らしい機会を持っている。私たちは最高の選手から学び、そのおかげでチェコ野球を前進させたいと思っている」として、日本との関係をさらに深めたいと語った言葉が紹介されている。

 そして、大会では中国戦で本塁打を放ち、初勝利に貢献したムジークの再来日への感情が込められた、以下のコメントも伝えられている。

「再び日本に飛ぶよう招待を受けたとき、私は一瞬も躊躇しなかった。おそらくそこでは最高の野球経験ができたと思っている。私たちは日本にチェコ人の大きな足跡を残しており、世界最高の野球ファンである日本のファンとの更なる交流を楽しみにしている」

WBCをきっかけに、新たな接点が生まれた日本とチェコ。トピックにも記されている両国の野球を通じての「おとぎ話」は、ここからさらに深いストーリーが紡がれていくことになりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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