ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地７月29日、敵地でのトロント・ブルージェイズ戦に２番・指名打者で先発出場。２打数１安打３四死球と４度の出塁でチャンスメイクに貢献したが、チームは１-６で完敗した。

　この試合で大谷は、第２打席で二塁打を放ったものの、初回に相手先発のアレク・マノアから死球を受けると、５回の第３打席では１死二塁の場面で申告敬遠、６回の第４打席も２死一、三塁からやはり申告敬遠で勝負をさせてもらえなかった。
  　前日の28日にはブルージェイズ三塁手のマット・チャップマンが、初回の第１打席で大谷が先制39号ソロを放った直後に、ベンチで感情を露わにしてシュナイダー監督に対し、「どうして勝負したんだ？　エンジェルスで打つのは奴だけだろう？」などと言葉をぶつけたと指摘されていた。

　そして、翌日の試合では結果的に大谷から手痛い一発を浴びることなく快勝。この展開に米データ分析会社『Codify Baseball』の公式ツイッターは「マット・チャップマンは今日、意図的に大谷翔平を二度歩かせた」と投稿し、大谷への申告敬遠はチャップマンの意向が反映されたものだとした。

　ファンからは「大谷翔平を申告敬遠するかどうかチャップマンが決めることになってて草」「素晴らしい。彼が監督だ」「それはうまくいきました」「他のチームも試してみるべきかもしれない」「卑怯者の投手にはうんざりだ」「腰抜け」などと様々な反応が見られている。

構成●THE DIGEST編集部
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