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「観客の悲鳴に代わった」大谷翔平の40号3ランが強奪。ブレーブス守備に阻まれた“幻のHR”に米記者ら落胆「仰天キャッチに阻止された」

THE DIGEST編集部

2023.08.01

センター方向に高々とボールを打ち上げた大谷。(C)Getty Images

センター方向に高々とボールを打ち上げた大谷。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の40号3ランは幻となった。

 現地7月31日にアトランタ・ブレーブス戦が行なわれ、9回の第5打席で大谷のバットからホームランが生まれたと思われたが、相手中堅マイケル・ハリス2世の好守備により阻止されてしまった。

【動画】相手の好守備に阻まれた。40号をお預けとした大谷の姿

 死球、敬遠と勝負を避けられ、その後2本の単打を放っていた背番号17。9回無死一、二塁で4番手右腕デイズベル・ヘルナンデスが投じた95.6マイル(約153.8キロ)の速球を完璧に捉えた。大きな弧を描いた打球は、センターのフェンス奥に着弾したように思われたものの、ハリス2世のグラブに収まる形で終わった。

 これについて公式メディア『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者は、「マイケル・ハリス2世のセンターのフェンス際での好捕によって、ショウヘイ・オオタニの40号が奪われた」と嘆いている。
 

 さらに米誌『Sports Illustrated』は、「ショウヘイ・オオタニのリーグ最多40発目が仰天キャッチに阻止された」と悲観したうえで、「オオタニにとって3ランになるところが、観客の悲鳴に代わった」と続ける。そして「スタットキャストによれば、飛距離は406フィート(約123.7メートル)、球速101.2マイル(約162.8キロ)だった。30球場中15球場ではホームランになっていただろう」と伝えている。

 3試合連続でノーアーチに留まる29歳。それでも依然、メジャートップを独走している。そんな彼の快音を楽しみにする関係者は多いようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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