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顔面スレスレの速球に大谷翔平が仰け反り「オオタニは人生が走馬灯のように駆け巡るのを見た」と米で話題に

THE DIGEST編集部

2023.08.10

顔面近くの投球に大谷はこの表情。打者としては2打数無安打、2四球だった。(C)Getty Images

顔面近くの投球に大谷はこの表情。打者としては2打数無安打、2四球だった。(C)Getty Images

 ヒヤリとした場面での“表情”が現地で話題だ。

 現地8月9日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地エンジェル・スタジアムで行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・投手兼指名打者」として先発出場。打者として2打数無安打2四球に終わった一方、投手としては、6回3安打1失点(自責0)で10勝目(5敗)を挙げ、史上初となる2年連続の「2桁勝利&2桁本塁打」を成し遂げた。

【動画】顔面近くのボールに仰け反った大谷

 この試合で球場全体が肝を冷やしたのは、エンジェルス攻撃の3回1死一塁という場面だ。ここでジャイアンツの2番手左腕ショーン・マネイアと対峙した大谷は、カウント1-2からファウルで2球粘った後の6球目、95.2マイル(約153.2キロ)のストレートが顔面スレスレを通過。なんとかこれを回避した大谷は、思わず目を大きく見開き、驚くリアクションを見せた。
 
 この打席は、7球目に投じられた95.3マイル(約153.4キロ)のストレートに手が出ず、見逃し三振に倒れた。この危険球に対する二刀流スターの表情を受け、“ピッチング・ニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、自身のX(旧ツイッター)に「内角高めの速球に対するショウヘイの反応」と綴り、実際の映像を掲載している。

 他のメディアからも続々と反応が寄せられており、北米スポーツサイト『Covers』の公式Xは、フリードマン氏の投稿を引用した上で、「ショウヘイ・オオタニは人生が走馬灯のように駆け巡るのを見た」とツイート。野球界のさまざまなスタッツを網羅する米データ分析会社『Codify Baseball』は、歯を噛み締める表情、泣き笑いの顔文字を添え、反応を示していた。

 なお、この試合に4ー1で勝利したエンジェルスは、前日に続いてジャイアンツに連勝。現地11日には、敵地のミニッツメイド・パークでヒューストン・アストロズと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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