MLB

MLBを席巻する大谷翔平の“支配力”。米老舗誌が42本塁打の分析結果に驚愕「21発は全30球場のフェンスを越える高さと飛距離だ!」

THE DIGEST編集部

2023.08.18

今季42本のホームランを放つ大谷。驚異的な飛距離に米メディアが注目している。(C) Getty Images

 米球界で唯一無二の二刀流を貫くロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。その活躍ぶりは、今季も連日話題を提供するほど大きな衝撃を与えている。

 米野球データサイト『Baseball-Reference』によれば、今季の大谷は、42本塁打、7三塁打、75四球、OPS1.071、OPS+186、297塁打、16敬遠など、多くの打撃スタッツでアメリカン・リーグをリード。投手としても、22先発で防御率3.17、165奪三振をマークし、9イニングあたりの被安打は「5.9」とメジャートップの好成績だ。
【PHOTO】メジャーで喜怒哀楽を全開させる大谷翔平の厳選ショット!

 ただ、これらのスタッツを踏まえて今回、「目を見張るような成績だが、この内容はオオタニがいかに並外れたシーズンを送っているかの全貌を語っているわけではない」と指摘したのが、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』。現地8月17日、「オオタニの支配力を示す、もうひとつの統計」と銘打たれた見出しの特集記事を掲載している。
 
 そのなかで注目されたのが、今季ここまで記録しているアーチの驚異的な飛距離だ。「オオタニがここまで打った42本塁打のうち、21発は全30球場のフェンスを越える高さと飛距離を叩き出している」といい、その一方で43本塁打を放っているマット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)は、全30球場のフェンスを越えたのが19発だという。

 また、記事の終盤では、今季のレギュラーシーズンも残り40試合となったことに触れつつ、「球団シーズン最多本塁打まで、オオタニはあと6本だ」と球団記録更新の可能性に言及。「全30球場の大きさをクリアする必要はないが、彼が今年すでにやってのけたことを考えれば、いずれにしても達成することは間違いなさそうだ」と期待のコメントを寄せている。

 今季も図抜けたパワーで打ちまくる大谷。現地18日のタンパベイ・レイズ戦からは本拠地6連戦を迎えるが、この連戦でも特大のホームランが飛び出すのか。偉才のバットから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ヘルメットが飛んだ!大谷翔平の42号‟ノーヘル"弾をチェック

【関連記事】「オオタニは非現実的だ」投手スタッツ1位の大谷翔平、ア・リーグ独走42号にMLB公式記者も驚愕の反応!

【関連記事】‟30球場で文句なし"のHR数は大谷翔平がメジャー最多! 圧巻パワーに日米絶賛「450フィート以上は2点にすべき」の声も
NEXT
PAGE
【動画】ヘルメットが飛んだ!大谷翔平の42号‟ノーヘル”弾をチェック