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大谷翔平の満塁弾でも勝てないエンジェルスを米メディアが辛辣批評!「プレーオフ進出の可能性はほぼゼロだ」

THE DIGEST編集部

2023.08.20

満塁弾を右翼スタンドに打ち込んだ大谷だったが、9回裏のサヨナラのチャンスでは空振り三振に終わった。(C)Getty Images

 最大4点のリードを奪いながら、手痛い逆転負けを喫した。

 現地8月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたタンパベイ・レイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場すると、第2打席に43号グランドスラムを放つなど、5打数2安打4打点。これで優位に試合を進めるかと思われたエンジェルスだったが、投手陣が踏ん張り切れずに延長10回の末、6対9で敗れ去った。

【動画】エンジェルスがみせた奇跡的なトリプルプレー!

 この日、偉才のバットが火を噴いたのは、2回裏の2死満塁という場面だ。高めのカットボールを振り抜くと、これがライトスタンドへ飛び込む満塁弾となる。同点の9回表には、無死一、三塁のピンチで球団26年ぶりとなるトリプルプレーも飛び出した。さらにメジャーデビューの"ドラ1"ノーラン・シャヌエルが初安打を記録するなど、見どころの多い一日だった。
 
 野球界のさまざまなスタッツを網羅する米データサイト『Codify』は、公式X(旧ツイッター)を更新。「オオタニは単打で得点を奪い、グランドスラムを放った後、3三振を喫した」と背番号17の活躍に触れつつ、「レイズに6対9で敗れたエンジェルスは、プレーオフの可能性がほぼゼロだ」と論じた。

 さらに、米メディア『Jomboy Media』のポッドキャスト番組『Talkin’ Baseball』は、「オオタニの満塁弾!シャヌエルの初安打! 9回には試合を救うトリプルプレー…しかしエンジェルスは6対9で敗北」と反応。米メディア『Barstool Baseball』も、こうした試合内容に触れつつ、「ワイルドカード圏内まで7.5ゲーム差」と厳しい現状を指摘していた。

 現地でもその不甲斐ない試合運びを酷評されているエンジェルス。プレーオフ進出に向けて崖っぷちの状況が続くが、今はただ前を向いてチームの勝利を積み重ねていくしかない。

構成●THE DIGEST編集部

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