専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

鈴木誠也がついに完全復活!2戦連発のサムライにMLB公式が高評価「シカゴにとって大きな追い風となるだろう」

THE DIGEST編集部

2023.08.23

スタメン落ちも経験した鈴木だが、ここにきて調子を上げてきている。(C)Getty Images

スタメン落ちも経験した鈴木だが、ここにきて調子を上げてきている。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスのサムライが好調だ。

 現地時間8月21日に行なわれたデトロイト・タイガース戦で、2試合連続となる今季13号ソロを記録した鈴木誠也。ここ6戦で3発をマークしており、連続試合安打を「4」に伸ばしている。

【動画】本来の姿が戻ってきた! 2戦連発とした鈴木の13号ソロ

 鈴木の活躍もありチームは7対6と接戦をものにし3連勝を飾った。今月、打率が.250を下回りラインナップから外れ、ベンチから戦況を見守る日もあったが、終盤戦に向けて一気に調子を上げてきている。打線の上位を任されていたこれまでとは異なり、現在はクリーンナップの後ろでの起用となるなかで、確かな結果を残している。

 彼の復調をMLB公式サイトは「カブスにとって、これ以上ないタイミングでのよい結果だ。スズキのバットが突然完全復活したことは、ポストシーズンに向かう重要な時期にあるシカゴにとって、大きな追い風となるだろう」と評している。  

 というのも、カブスは現在ナショナル・リーグ中部地区で2位。首位のミルウォーキー・ブルワーズを2.5ゲーム差で追っている状況だ。ワイルドカード争いでも2位とポストシーズン出場圏内につけており、負けられない試合が続いているのだ。
 
 さらに同メディアは、前日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で12号弾を放った際、鈴木が充実した表情を浮かべていたことを伝えている。

「日曜日の午後、カブスの右翼手は5回にソロホームランを放った。リグリー・フィールドの左の壁を越えて飛んでいった直後、スズキは一塁側を回りながらにこやかな表情を浮かべていた。それは、過酷なスランプのなかでスイングを再構築するために休養をとり、フィールド外での仕事が見返りをもたらしたことを理解した人の表情だった」

 デビッド・ロス監督の目にも背番号27の快調さが映っていたようで、「ちょっとリセットしただけで、彼は楽しんでいるように見える」と語っていたという。記事では「時間を有意義に使えてよかった」と欠場したゲームを振り返った鈴木本人のコメントも紹介されている。

 逆境を自らの糧とし再び居場所に戻ってきた29歳。その打棒はここからさらに発揮されるに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「こいつは面白い!」鈴木誠也の“珍回答”に現地記者らが爆笑!「キャンプで驚いたこと」を問われ、なんと答えた? 

【関連記事】「スズキ以外は思い当たらない」“MLBでは見られない”鈴木誠也の紳士的な行動に米記者感嘆!「対戦相手や審判でさえも驚く」 

【PHOTO】“5年100億円超”の大型契約!シカゴ・カブスで躍動する鈴木誠也を特集!
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号