ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、手術に踏み切るかもしれない。９月３日、米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者が報じた。

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　ナイチンゲール記者は、「オオタニはまだ公けに意思表示をしていない」としたうえで、「オオタニをよく知る人たちは、今後の10日間で今シーズンを終えて、トミー・ジョン手術を決断する可能性があると考えている」と伝えた。

　エンジェルスは現地９月４日からボルティモア・オリオールズとの３連戦、クリーブランド・ガーディアンズとの４連戦を本拠地で立て続けに行ない、さらに休養日を挟まずに敵地でシアトル・マリナーズと３連戦を行なう。

　ナイチンゲール記者は、この10連戦を終えた後に大谷がシャットダウン（シーズン終了）を発表すると見ている。「そうすれば来シーズンは投手として登板する可能性はなくなるが、指名打者としてプレーできる状態になる」という見解だ。
  　同時にナイチンゲール記者は大谷の去就にも触れており、「11月にFA市場に出て行く予定だ。各球団はオオタニを優秀なパワーヒッターとみなしていて、もし2025年に投手として復帰できれば、それはボーナスと捉えている」と綴った。

　具体的な移籍先は、「もし５億ドル（約730億円）未満ならエンジェルスにもチャンスが出てくるだろうが、もし５億ドル以上なら、ドジャース、ジャイアンツ、パドレス、マリナーズが有力候補になるだろう」とし、そのなかでも可能性が高そうなのが「11年ぶりの地区優勝を目前にしているドジャースだ。オオタニを誘うのに十分な魅力と経歴だろう」と記している。

構成●THE DIGEST編集部

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