右肘の靭帯を損傷しているロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平について、大谷が出場を回避したボルティモア・オリオールズ戦の試合前に、代理人を務める『CAA Sports』の野球部門責任者ネズ・バレロ氏が口を開いた。

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「右肘を手術する可能性は高いが、それが必ずしも二度目のトミー・ジョン手術になるとは限らない」

　バレロ氏によると、「右肘の靭帯自体と、2018年に出術した箇所は無傷なので問題はない。その点はポジティブなことだ」と語り、今回負傷したのは2018年にトミー・ジョン手術を行なった箇所とは別の部分だと説明した。
  　今後については、「何らかの処置が行なわれることは避けられないと思う。その処置がどんなもので、いつ行なうのかは、複数の医師と検討して情報を集めている段階だ。いずれにせよ来年、ショウヘイは指名打者としてラインアップに入るだろう。無理をさせることはないが、彼は問題なくプレーできるはずだ」と語った。

　今シーズンの大谷に対するエンジェルスの対応にも言及。「肘も肩も問題なかった。ショウヘイは準備万端だった。疲労のことは大げさに言われていたと思う。本人からの訴えもなかった」と話している。去就に関しては、「それには答えられない」と言及を避けている。

構成●THE DIGEST編集部

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