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若き侍Jがスーパーラウンド初戦・韓国を7対1で撃破!中3日先発の前田悠伍は4回1安打無失点&山田脩也がソロ弾!【U-18W杯】

THE DIGEST編集部

2023.09.07

スーパーラウンド初戦に先発した前田は4回を投げ1安打、無四球と韓国打線を完璧に封じた。写真:鈴木颯太朗

 台湾で開催されている野球のU-18ワールドカップ(W杯)。1次ラウンドを終え、現地9月7日からスーパーラウンドに戦いの舞台を移し、B組2位の日本はA組2位の韓国と激突した。

 5日の1次ラウンド最終戦、オランダ戦ではわずか1安打に抑えられた日本打線は序盤に韓国の先発左腕、ペ・チャンスンを捉える。2回に振り逃げと相手の暴投などで1死二、三塁と絶好のチャンスを作ると、7番の知花慎之助(沖縄尚学)が左越え三塁打で日本が2点を先制。続く尾形樹人(仙台育英)の内野ゴロの間に、日本がさらに1点を追加した。

 日本の先発は、3日の米国戦で6回途中無失点と好投した前田悠伍(大阪桐蔭)が中3日でマウンドに上がった。エース左腕は最速145キロの速球、チェンジアップを中心に韓国打線を翻弄。カーブやスライダーも織り交ぜながら4回をわずか1安打、無四球に抑える準パーフェクトなピッチング。47球で降板した。
 
 日本は5回から森煌誠(徳島商)が登板。6回表に2死一、三塁のピンチを招くと4番パク・ジファンの左適時で1点を返される。なおも2死一、二塁で日本は3番手に武田陸玖(山形中央)を投入。三塁への強いゴロを中山優月(智辯学園)が直接ランナーにタッチして、このピンチを脱する。

 すると直後の6回裏、日本は先頭打者の山田脩也(仙台育英)が左越えソロホームランで貴重な加点を奪い、リードを再び3点に広げる。さらに2死二、三塁までチャンスを拡大させると、先制打を放った知花がカウント2-2から5球目のスライダーをセンターに弾き返す2点タイムリーでダメ押し。この回一挙4点を奪い、韓国を突き放した。

 最終7イニングも、回またぎの武田がゼロで抑え、7対1で韓国を下した若き侍ジャパン。投打が嚙み合い、スーパーラウンド初戦を見事白星で飾った。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】山田脩也がレフト越えの貴重なソロホームラン!

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