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MLB

エンジェルスの故障者続出は「狂気だ」 連敗ストップも“絶好調”レンヒーフォの負傷に米記者から嘆きの声相次ぐ

THE DIGEST編集部

2023.09.08

好調を維持していた数少ない選手のひとりレンヒーフォが負傷。エンジェルスにとっては大きな痛手だ。(C)Getty Images

好調を維持していた数少ない選手のひとりレンヒーフォが負傷。エンジェルスにとっては大きな痛手だ。(C)Getty Images

 試合開始直後に“まさかのアクシデント”だ。

 現地9月7日、ロサンゼルス・エンジェルスのルイス・レンヒーフォは、本拠地で行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦に「3番・ライト」で先発出場するも、第1打席前のネクストバッターズサークルで素振りした際に左上腕二頭筋を負傷。痛そうな様子の背番号2を見てトレーナーらが患部の確認に入り、そのまま緊急交代を強いられた。

 現在、マイク・トラウトやアンソニー・レンドーンといった一流選手が負傷離脱しており、右脇腹を痛めている大谷翔平も4試合連続で欠場中と厳しいチーム状況のエンジェルス。そんななか、前週のアメリカン・リーグ週間MVPを受賞するなど、絶好調だったレンヒーフォが戦線から離れれば、大きな痛手となってしまうのは間違いないだろう。

 今回の負傷シーンに対しては、MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者がすぐさま自身のX(旧ツイッター)を更新し、「レンヒーフォがネクストバッターズサークルで負傷した模様。ランダル・グリチックが代打に送られるようだ」と速報。同サイトのブレント・マグワイア記者は、この投稿を引用しつつ、「終わりが見えない」と嘆きを綴っている。
 
 また、AP通信のエンジェルス番、グレッグ・ビーチャム記者は、「彼が試合を去らなければならなくなった。狂気だ」と反応。さらに、米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者は、「ここ3週間、エンジェルスのベストプレーヤーだった」と最近の活躍ぶりに触れ、「直近の68打席でOPS1.241」というレンヒーフォの好成績を紹介していた。

 またしても悲劇に襲われたエンジェルスだが、この日は、9回裏の2死満塁という場面でグリチックがセンター前へのタイムリーを放ち、3対2でサヨナラ勝ち。現地1日のオークランド・アスレチックス戦から続いていた連敗を「6」で止め、9月初勝利を収めている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】まさかのアクシデント!レンヒーフォが素振りで負傷

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