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史上初“40-70達成”のアクーニャJr.が米老舗誌の両リーグMVPを受賞! 中南米メディアも反応「オオタニを上回った」

THE DIGEST編集部

2023.10.04

米野球専門誌『Baseball Digest』選定のMVPに輝いたアクーニャJr.(C)Getty Images

 アトランタ・ブレーブスの若きスターも日本の偉才に負けていない。

 現地10月3日、米野球専門誌『Baseball Digest』は、今季の最優秀選手(MVP)を発表。野手部門で23人中13人の1位票を獲得したロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が計57点で1位に選出され、一方、1位票9人にとどまった大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は計48点で惜しくも2年連続の2位となった。

 頂点に立ったアクーニャJr.は、今季159試合に出場し、打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1.012を記録しているベネズエラ出身の25歳。「40本塁打&70盗塁」という史上初の快挙を成し遂げ、ナショナル・リーグMVPの最有力として目されるなど、今季最も存在感を放った一人であることは間違いない。
 
 この発表を受け、中南米の野球情報を発信する専門サイト『Al Bat』は、掲載した記事の中で、「アクーニャJr.がオオタニを上回り、米野球専門誌の投票によるメジャーリーグ年間最優秀選手に選出」と報道。初の栄誉を受けたブレーブスの背番号13に対し、「2023年にMLBキャリア最高のシーズンを送った」と綴っている。

 さらに同サイトは、「エンジェルスの傑出した打者であり、投手でもあるオオタニを上回ってみせた」と記すと、「日本人スターは9月3日以降、怪我のためにプレーすることができなかった」ともコメント。右脇腹痛のため一足早く今季を終了した大谷は、投手としてのシーズンも右肘靭帯損傷の影響で8月23日に終了していた。

 今季ともに強烈なインパクトを残したアクーニャJr.と大谷。さらなる両者の受賞ラッシュに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】アクーニャJr.、MLB史上初の40本塁打&70盗塁達成!

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