米メディア『Sports Illustrated』のロサンゼルス・エンジェルス専門サイト『Halos Today』は10月9日、「ニューヨーク・ヤンキースがエンジェルスのスターに大金を払うとは思えない」と題した記事を配信し、大谷翔平の去就に関する話題を取り上げた。今オフにFAとなる大谷を巡っては、様々な球団が争奪戦に加わると見られているが、しかしヤンキースは大谷の獲得には動かないようだ。
【動画】大谷翔平が放った43号"グランドスラム"を再チェック!
大谷を獲得するには5億~6億ドル(約745~893億円)とも言われる大金が必要になると予想されているが、「ヤンキースのオーナー、ハル・スタインブレナーはそこまで極端なことをするとは思えない。肘の手術をしたオオタニは来年に投げることはないし、入札は4億ドル近くから始まるだろうから、ヤンキースは別の手法を見つけるはずだ」と米放送局『SportsNet New York』のジャーナリスト、ジョン・ハーパー氏が語ったコメントを引用して、同メディアは大谷のヤンキース行きはないと予想した。
さらに補足するように、「昨オフにアーロン・ジャッジと9年総額3億6000万ドルで契約し、ゲリット・コール、ジャンカルロ・スタントンとも巨額の契約を結んでいる。しかしヤンキースは2016年以来7年ぶりにプレーオフ進出を逃した。オオタニの特別な才能に関わらず、チームはコストを増やす道ではなく、コストを削減する方向に動くかもしれない」というチーム状況も示し、大谷の争奪戦にヤンキースが加わらないと繰り返している。
一方、同じニューヨークを本拠地とするメッツが、大谷の獲得に動くシナリオにも同メディアは触れている。「オオタニを巡っては潜在的な"求婚者"が多くいるなか、メッツにはオオタニと契約を結ぶ選択肢があるようだ」として、「大富豪のオーナー、スティーブ・コーエンが動く可能性がある。オオタニが同じ日本人のコウダイ・センガや主砲ピート・アロンゾらとシティ・フィールドでプレーするとなれば、大きな見どころになるだろう」と記した。
メッツに加えてロサンゼルス・ドジャースの存在も挙げ、「ドジャースもオオタニの獲得に乗り出すだろう。少なくとも彼は、ピンストライプ(ヤンキース)のユニホームに袖を通すことはなさそうだが、メッツとドジャースとの間で、MLB史上最高の選手を巡る入札競争が繰り広げられるはずだ」と、ニューヨークとロサンゼルスの2チーム間で、大谷の争奪戦が行なわれるとみている。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに補足するように、「昨オフにアーロン・ジャッジと9年総額3億6000万ドルで契約し、ゲリット・コール、ジャンカルロ・スタントンとも巨額の契約を結んでいる。しかしヤンキースは2016年以来7年ぶりにプレーオフ進出を逃した。オオタニの特別な才能に関わらず、チームはコストを増やす道ではなく、コストを削減する方向に動くかもしれない」というチーム状況も示し、大谷の争奪戦にヤンキースが加わらないと繰り返している。
一方、同じニューヨークを本拠地とするメッツが、大谷の獲得に動くシナリオにも同メディアは触れている。「オオタニを巡っては潜在的な"求婚者"が多くいるなか、メッツにはオオタニと契約を結ぶ選択肢があるようだ」として、「大富豪のオーナー、スティーブ・コーエンが動く可能性がある。オオタニが同じ日本人のコウダイ・センガや主砲ピート・アロンゾらとシティ・フィールドでプレーするとなれば、大きな見どころになるだろう」と記した。
メッツに加えてロサンゼルス・ドジャースの存在も挙げ、「ドジャースもオオタニの獲得に乗り出すだろう。少なくとも彼は、ピンストライプ(ヤンキース)のユニホームに袖を通すことはなさそうだが、メッツとドジャースとの間で、MLB史上最高の選手を巡る入札競争が繰り広げられるはずだ」と、ニューヨークとロサンゼルスの2チーム間で、大谷の争奪戦が行なわれるとみている。
構成●THE DIGEST編集部
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