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MLB

日本人初の快挙なるか? 大谷翔平が3年連続で“ハンク・アーロン賞”最終候補に「二刀流キャリアのなかで最も攻撃的だ」

THE DIGEST編集部

2023.10.07

3年連続でハンク・アーロン賞にノミネートされた大谷。今季こそ受賞成るか。(C) Getty Images

3年連続でハンク・アーロン賞にノミネートされた大谷。今季こそ受賞成るか。(C) Getty Images

 現地10月6日、卓越した打者を選考委員とファン投票で選ぶ「ハンク・アーロン賞」の最終候補が発表され、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、2021年シーズンから3年連続のノミネート。まだ日本人選手の受賞がない同アワードだが、今季も二刀流スターがアメリカン・リーグのファイナリスト9人に名を連ねている。

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 21年は48発でア・リーグ本塁打王に輝いたブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、22年は同リーグ新記録の62発を放ったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に阻まれ、初受賞を逃している大谷。ただ、今季は44発で日本人初の本塁打王となっただけに、同賞獲得への期待も大きい。

 最終候補の顔ぶれを掲載しているMLB公式サイトの記事内では、同サイトのマニー・ランダワ記者が各選手のパフォーマンスを回顧。躍動したサムライの今季については、「脇腹炎症と右肘手術のためシーズン最後の4週間を欠場したが、すでにセンセーショナルな二刀流キャリアのなかで最も攻撃的なものだった」と紹介している。

 また、今季も大谷が驚異的な数字を残したのは、周知の通りだ。なかでも135試合に出場した打者としては、打率.304、95打点、20盗塁をマークし、長打率.654、OPS1.066、OPS+184でメジャートップ、44本塁打、出塁率.412、塁打数325でリーグトップの成績。またも球界に強烈なインパクトを与えたことは間違いないだろう。

 なお、今回発表された「ハンク・アーロン賞」最終候補の顔ぶれは以下の通り。

■ア・リーグ

ヨーダン・アルバレス(アストロズ)
ヤンディ・ディアズ(レイズ)
アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
大谷翔平(エンジェルス)
フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
コーリー・シーガー(レンジャーズ)
マーカス・セミエン(レンジャーズ)
カイル・タッカー(アストロズ)

■ナ・リーグ

ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
ルイス・アライズ(マーリンズ)
コディ・ベリンジャー(カブス)
ムーキー・ベッツ(ドジャース)
コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス) 
フレディ・フリーマン(ドジャース)
ブライス・ハーパー(フィリーズ)
マット・オルソン(ブレーブス)
ホアン・ソト(パドレス)

構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平の2023シーズンの本塁打を振り返る!

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