プロ野球のドラフト会議が10月26日に行なわれた。今年は４年ぶりに有観客で実施され、大いに盛り上がりを見せた。

　ENEOSの度会隆輝は、DeNA、中日、ロッテから１位指名を受けた。抽選の結果、DeNAの三浦大輔監督が交渉権を獲得した。

　度会は自身の名前が読み上げられた瞬間から号泣。記者会見では、初々しい笑顔を見せるとともに、涙を流した理由を打ち明けた。
  「ドキドキとか緊張がやっとほぐれまして、今こういう感じなんですけど、横浜DeNAさんに選んでいただいて、もうめちゃくちゃ嬉しくて...」

「選んでいただいてホッとしたというか...。最初は『最高で～す』とかやりたかったんですけど、本当に嬉しすぎて気付いたら涙と鼻水が出てて。思ったように今も喋れてないかもしれないんですけど、最高に嬉しいです」

　そんな度会の父は、元ヤクルトでユーティリティープレーヤーとして活躍した博文氏。「ここからが本当に家族に恩返しができるチャンスだと思うので、お父さんに『隆輝、俺を超えたね』って言ってもらえるように全力で頑張りたいです」と意欲を燃やした。

構成●THE DIGEST編集部

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