今オフにロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント（FA）となる見込みの大谷翔平。現在、新天地候補の一つとして注目されているのが、ロサンゼルス・ドジャースだ。
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　現地10月30日、地元紙『Los Angeles Times』は、オフシーズンの動向について分析した記事を掲載。そのなかで同メディアのジャック・ハリス記者は、ドジャースが取り組むべき課題の一つとして、「ショウヘイ・オオタニの獲得」を挙げ、「二刀流スターが今冬、ドジャースにとっての最優先事項だろう」と指摘している。

　さらに、「オオタニが何を最も重視するのか、契約金がいくらになる可能性があるのか、そして2024年シーズン以降の移籍先がいつ決まるのかは、ドジャースのフロントオフィスを含め、誰にもわからない」と綴っている同紙。その上で、「ドジャースからオオタニに投じられる球は、おそらく力強いものだろう」と予測した。
  　また、ドジャースの強みとしては、「オオタニのワールドシリーズ出場を可能にするような確立された勝者だ」と記述。右肘手術の影響で来季登板しない大谷だが、同球団についてハリス記者は、「選手のパフォーマンス、成長のための強固な基盤がある」と続けており、投手復帰へ向けたサポートにも自信をにじませている。

　加えて、「彼が西海岸で事実上無限のリソースを持つ球団を探しているなら、まさにドジャースはそれだ」と言及すれば、移籍先の基準など、大谷の動きが予測しづらい点を強調。「いずれにせよ、ドジャースはオオタニの獲得に乗り出し、彼（大谷）は今冬、ウィッシュリスト最大のビッグネームになるだろう」と続けていた。

構成●THE DIGEST編集部

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