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MLB

「球団がイマナガを気に入れば獲得は可能」カブス地元メディアが米識者のFA情報に反応! 今永昇太の獲得を望む声も

THE DIGEST編集部

2023.11.05

WBCでも安定したピッチングを見せた今永。今オフの去就の行方に注目が集まる。(C) Getty Images

WBCでも安定したピッチングを見せた今永。今オフの去就の行方に注目が集まる。(C) Getty Images

 ワールドシリーズはテキサス・レンジャーズが制し、いよいよMLBはストーブリーグに突入した。ここから、各球団は来季に向けたチーム作りへと本格的な動きを見せることとなる。

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 今オフはロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が初めてFAとなり、その動向が注目を集めている。さらに、他にも日本人選手では、楽天イーグルスの松井裕樹、北海道日本ハムファイターズの上沢直之がすでにメジャー挑戦の意思を表明。また、オリックス・バファローズの山本由伸も日本シリーズ終了後にはポスティングされ、メジャー球団による争奪戦が予想されている。

 さらに、横浜DeNAベイスターズの今永昇太も来季、メジャーでのプレーが見込まれている一人だ。現在まで、今後の去就については明言していないものの、海の向こうでは多くのメディアによって、その名前が報じられている。

 シカゴのスポーツ情報を扱う『Bleacher Nation』では現地時間11月3日、今永昇太のシカゴ・カブス入りの可能性についてのトピックを配信した。米識者のジョン・モロシ氏が今月に入りMLB公式サイト上において、今永の移籍先の一つとしてカブスを挙げており、『Bleacher Nation』がこれに反応する形となった。

 同メディアは「あまり深読みすべきではないと思うが、水面下ではすでにアプローチが始まっている可能性があること、ジョン・モロシはアジア球界に良い情報源を持っているようであることから、これはやはり注目すべき価値がある」として、日本人サウスポー獲得への関心の高さを示している。

 また、モロシ氏が過去にも今永とカブスへの移籍について語っていたと振り返りながら、「来季のカブスは先発投手の数を増やすことは可能であり、チームがイマナガを気に入れば、獲得出来ないことは無いだろう」と見通している。

 トピックでは他にも「カブスは今、ヤマモトのマーケットに真剣に取り組んではいない」と記しながら、今永については「MLBでは非常に優秀なミッドローテーション(3・4番手)の先発投手になれるだろう。それは間違いない」と主張。加えて、今永の30歳という年齢にも言及しており「ニューヨーク・メッツのコウダイ・センガも30歳でメジャー入りを果たした」と付け加えている。

 来季について今永の去就は今後、本人により示されることとなる。しかし、カブス球団地元メディアの今永獲得への熱量は決して低くはないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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