日本シリーズの熱狂冷めやらぬ11月5日の夜、オリックスのエース山本由伸が、今オフにポスティング・システムによるメジャー移籍を球団から容認されたことが分かった。山本は数年前から球団に将来的には海を渡る意向を伝えており、これまでも契約更改の席などで話し合いを積み重ねてきた。
昨年の契約更改の後には、「野球界のトップのリーグで一番の舞台。そこでやりたい気持ちはもちろんある。(吉田)正尚さんを球団が許可して下さったようにまったくダメではない」と話していた。球団が提示していたポスティングへの条件である「3年間の実績」は、3年連続の沢村賞受賞で十分にクリア。オリックスからポスティングを利用してメジャーに挑戦するのは、2001年のイチロー、05年の中村紀洋、22年の吉田に続く4人目だ。
山本はルーキーイヤーから「日本のエースになって東京オリンピックに出たいし、将来はメジャーにも行きたい」と口にしていた。オリックスだけではなく、東京五輪、WBCにも出場した球界屈指の大投手は、今度は世界のエースになるべく新たな一歩を踏み出す。すでに数年前からメジャー各球団の関心を集めており、9月にはヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、シーズン中としては異例の来日。視察した試合で山本はノーヒットノーランを達成しており、キャッシュマンGMをエキサイティングさせていた。
今後手続きが承認されれば、ワッサーマンと代理人契約をすることが濃厚となっている。山本には最低でも9球団が興味を示しており、ヤンキースやジャイアンツなど争奪戦が繰り広げられるのは確実だ。
取材・文⚫︎THE DIGEST編集部
昨年の契約更改の後には、「野球界のトップのリーグで一番の舞台。そこでやりたい気持ちはもちろんある。(吉田)正尚さんを球団が許可して下さったようにまったくダメではない」と話していた。球団が提示していたポスティングへの条件である「3年間の実績」は、3年連続の沢村賞受賞で十分にクリア。オリックスからポスティングを利用してメジャーに挑戦するのは、2001年のイチロー、05年の中村紀洋、22年の吉田に続く4人目だ。
山本はルーキーイヤーから「日本のエースになって東京オリンピックに出たいし、将来はメジャーにも行きたい」と口にしていた。オリックスだけではなく、東京五輪、WBCにも出場した球界屈指の大投手は、今度は世界のエースになるべく新たな一歩を踏み出す。すでに数年前からメジャー各球団の関心を集めており、9月にはヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、シーズン中としては異例の来日。視察した試合で山本はノーヒットノーランを達成しており、キャッシュマンGMをエキサイティングさせていた。
今後手続きが承認されれば、ワッサーマンと代理人契約をすることが濃厚となっている。山本には最低でも9球団が興味を示しており、ヤンキースやジャイアンツなど争奪戦が繰り広げられるのは確実だ。
取材・文⚫︎THE DIGEST編集部
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