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【大谷移籍候補球団紹介:レッドソックス】かつてベーブ・ルースが二刀流で活躍。21世紀以降の世界一4度はMLB最多<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2023.11.14

フェンウェイでは何度となく快投を披露してきた大谷。来季からここがホームグラウンドになる!?(C)Getty Images

フェンウェイでは何度となく快投を披露してきた大谷。来季からここがホームグラウンドになる!?(C)Getty Images

 ヤンキース、ドジャースに次ぐMLB屈指の人気球団で、とにかく熱いファンが多いことでも知られる。1919年にベーブ・ルースを放出してから80年以上にわたって世界一から見放され、ルースの愛称から“バンビーノの呪い”と呼ばれたが、2004年に86年ぶりのワールドチャンピオンを達成。その後も07、13、18年と頂点に立ち、21世紀以降の世界一回数4回はMLB最多を数える。

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  本拠地フェンウェイ・パークは現役ではMLB最古の球場で、レフトにそびえたつ高さ11.3mのグリーンモンスターで日本でもおなじみ。21年には、大谷が左手一本でこのグリーンモンスターを超える本塁打を放って話題となった。  

 松坂大輔、上原浩治、吉田正尚など日本人が多く在籍してきたチームでもあるが、ここ2年連続で地区最下位と名門らしからぬ低迷。大谷獲得を求める声は内外から高まっている。
“最後の4割打者”テッド・ウィリアムズ、近年ではマニー・ラミレス、ペドロ・マルティネス、デビッド・オティーズなど豪快でアクの強いスーパースターを数多く輩出し、エリート球団ヤンキースとはまた一味違うチームカラーが魅力でもある。

 考えてみれば、ルースが“二刀流”として活躍したのは、ヤンキースではなくこのレッドソックスのユニフォームを着ていた時。そのチームに大谷が加入することになれば、ストーリーとしては完璧だ。

文●SLUGGER編集部

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