新生・侍ジャパンが初勝利を挙げた。

　11月16日に開幕を迎える「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に向けて、宮崎県で強化合宿を張っている侍ジャパン。11月12日に広島と練習試合を行ない、６対３で撃破。10月３日に就任した井端弘和新監督にとって実戦初勝利を挙げた。

　２点ビハインドで迎えた６回１死走者なし、侍ジャパンは３番の森下翔太（阪神）が広島３番手・小林樹斗が投じた真ん中付近の速球を完璧に捉え、レフトスタンドまで豪快に運んだ。阪神の日本一に大きく貢献した黄金ルーキーが、井端ジャパン待望の特大弾を放った。

　若武者の活躍で、ようやく目を覚ました打線はその回、３点を勝ち越し。７回、８回にも１点ずつを追加し、投手陣も６回以降は広島打線をゼロに抑えてリードを守り切った。
  　今月10日、巨人との練習試合では相手投手陣に封じ込まれ０対１で敗北を喫した侍ジャパン。だがこの日は打線が噛み合い、快勝を収めた。井端監督が率いる侍ジャパンにSNS上でも期待が声が寄せられている。

「逆転勝ちのいい勝ち方でした！（拍手）」
「飛ばすな～やっぱりモリシなんよ」
「さすが森下！ナイス」
「打線沈黙ぎみだったけど、後半はいい攻撃できてたね」
「期待もてるメンバーやん。おーん」
「１番（佐藤）輝明もすごいけど、門脇８番で、９番DH野村もすごいな」

　４日後にはアジアの頂点を目指す若き侍ジャパン。実戦２戦目で白星を手にし、いよいよ公式戦初陣に臨む。

構成●THE DIGEST編集部

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